〇(3941)レンゴー : PBR0.5倍の割安感と高配当3.27%

銘柄紹介

はじめに

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

レンゴー(3941)の基礎情報

今回ご紹介するのは、レンゴー株式会社(証券コード: 3941)です。レンゴーは、私たちの日常生活に欠かせない「パッケージング」を総合的に手掛けるリーディングカンパニー。段ボール、紙器、軟包装、重包装、板紙といった幅広い製品を提供しており、様々な産業を支えています。

特に、通販の荷物から食品、医薬品、日用品まで、あらゆる商品の輸送や保管に使われる段ボールは、同社の主要な事業分野です。近年は、環境意識の高まりから、プラスチックに代わる素材としての紙の可能性を追求したり、リサイクルシステムの構築にも力を入れたりしています。まさに「パッケージングで未来を創る」企業と言えるでしょう。

直近の営業日における主要な指標は以下の通りです。

  • 最低投資金額 : 91,810円(918.1円/株)
  • PBR : 0.50倍
  • PER : 9.48倍
  • 配当利回り : 3.27%
  • 株主優待 : なし
  • (2025年10月15日(水)時点)

ぽんぽん的な評価

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評価の理由

[評価の注目ポイント] PBR0.5倍の割安感と安定した配当、生活必需品を支えるパッケージングのリーディングカンパニー!

A. 成長性:〇

レンゴーの主要事業である段ボールは、景気変動の影響を受けやすい側面もありますが、近年はEC(電子商取引)市場の拡大が追い風となっています。インターネット通販の利用が増えるほど、商品を届けるための段ボールの需要も伸びていく傾向にありますね。また、環境意識の高まりから、プラスチック製品の代替として紙素材への注目が集まっており、これは同社にとって新たな成長機会となりそうです。

同社は、単に製品を供給するだけでなく、お客様のニーズに合わせた最適なパッケージングソリューションを提供することで、付加価値を高めています。海外展開も積極的に進めており、特にアジア地域での需要拡大を取り込む姿勢が見られます。

配当金については、直近の会社予想で1株あたり30.00円と安定しており、株主還元にも力を入れていることが伺えます。堅実な事業基盤と、時代の変化に対応した取り組みが、今後の安定的な成長を支えるでしょう。

B. 割安性:◎

レンゴーの現在の株価指標を見ると、非常に魅力的な水準にあると感じます。特にPBR(株価純資産倍率)が0.50倍というのは、会社の資産価値に対して株価が半分程度に評価されていることを示しており、かなりの割安感があります。PBR1倍割れの銘柄は、市場から本来の価値を評価されていない可能性があり、見直し買いが入る余地があると考えられます。

また、PER(株価収益率)も9.48倍と、日本株全体の平均と比較しても割安な水準です。これは、企業の稼ぐ力に対して株価が低く評価されていることを意味します。さらに、配当利回りが3.27%と、預貯金金利が低い現在の状況を考えると、非常に魅力的な水準です。安定した収益基盤を持つ企業からの配当は、長期保有を考える投資家にとって大きな魅力となるでしょう。

株主優待は残念ながらありませんが、このPBRと配当利回りの組み合わせは、割安株を探している方にはぜひ注目していただきたいポイントです。他にもPBR1倍割れで高配当の銘柄はいくつかあり、例えばオーイズミ(6417)酉島製作所(6363)日本山村硝子(5210)なども同様の魅力を持っています。

C. 安全性:〇

企業の財務健全性を示す指標として重要な自己資本比率は、レンゴーの場合37.3%となっています。製造業としてはまずまずの水準と言えるでしょう。これは、借入金などに過度に依存せず、自社の資本で事業を運営する力が一定程度あることを示しています。

また、BPS(1株あたり純資産)が1,843.27円であるのに対し、株価が918.1円と低いことも、企業の資産価値から見ると安全性が高いと評価できます。もし万が一、会社が解散することになったとしても、純資産を分配すれば株価以上の価値が戻ってくる計算になります(あくまで理論値ですが)。

レンゴーは長年にわたり事業を続けてきた老舗企業であり、その堅実な経営姿勢は財務基盤にも表れています。安定した需要が見込めるパッケージング業界のリーディングカンパニーとして、今後も安心して事業を継続していく力が十分にあると評価できるでしょう。

外部ニュース記事の引用について

レンゴーに関する外部ニュース記事は提供されておりませんでした。

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