◯(59430)ノーリツ : PBR0.73倍割安と3.44%高配当、盤石財務と収益改善途上に注目

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

ノーリツ(5943)ってどんな会社?

こんにちは!今日は、私たちの暮らしに欠かせない「お湯」を提供する、住宅設備機器の大手メーカー、ノーリツ(5943)についてご紹介しますね。

ノーリツは、主に給湯器や温水暖房機器、システムバス、システムキッチンなどの住宅設備機器の開発、製造、販売を手掛けています。特に給湯器の分野では高いシェアを誇り、省エネ型給湯器「エコジョーズ」の普及にも力を入れていることで知られています。

私たちの日常生活に密着した製品を提供しており、快適なバスタイムやキッチンでのひとときを支える存在として、多くの家庭でその製品が活躍しています。国内だけでなく、海外市場、特に中国を中心に事業を展開し、グローバルな視点での成長も目指している企業なんですよ。

ノーリツの主要な指標(2025年1月30日(木)時点)

  • 最低投資金額 : 206,500円(2,065円/株)
  • PBR : (連)0.73倍
  • PER : (連)30.49倍
  • 配当利回り : 3.44%
  • 株主優待 : なし

ぽんぽん的な評価

〇 ぽんぽんは、買いたいぽん!PBRの割安感と高配当は魅力的だけど、収益性のさらなる安定を確認してから買いたいぽん〜!

評価の理由

[評価の注目ポイント]

PBRの割安感と高配当が魅力的だけど、収益性の改善がまだ途上なので、今後の安定成長に期待したいぽん!

A. 成長性 : 〇

過去数年の業績を見ると、収益性は改善傾向にあります。純利益率や営業利益率も前年同期比で改善しており、EPS(1株あたり利益)も増加基調にあるのは良い兆候ですね。ただ、四半期ごとの振れがある点は、まだ安定成長への道半ばといった印象を受けます。ROE(自己資本利益率)やROA(総資産利益率)も上昇傾向にはありますが、業界全体として見ると、まだ一段の水準向上が期待されるところです。住宅設備市場は景気や住宅着工数に左右されやすい側面もありますが、リフォーム需要や省エネ・脱炭素化の流れは、ノーリツにとって追い風になる可能性を秘めているでしょう。

B. 割安性 : ◎

ノーリツのPBR(株価純資産倍率)は0.73倍と、1倍を大きく下回っており、純資産に対して株価が割安だと評価できます。これは、企業の持つ資産価値に比べて株価が低い状態を示しており、魅力的な水準と言えるでしょう。また、配当利回りも3.44%と、比較的高い水準を維持しています。安定した配当は、長期保有を考える投資家にとって嬉しいポイントですよね。一方で、PER(株価収益率)は30.49倍と、市場平均と比べるとやや高めに見えるかもしれません。これは、将来の利益成長への期待が株価に織り込まれている可能性もありますが、収益性の安定化が伴えば、さらに評価される余地があると考えられます。

C. 安全性 : ◎

財務の安定性は非常に高く評価できます。自己資本比率は59.0%と、一般的に望ましいとされる30%を大きく上回っており、財務基盤は非常に盤石だと言えるでしょう。これは、外部からの借入に頼りすぎず、自社の資金で事業を運営できる体力があることを示しています。有利子負債は増減を繰り返しながら直近でやや増加していますが、高い自己資本比率を考慮すれば、その影響は限定的でしょう。このような安定した財務状況は、景気変動や予期せぬ事態にも耐えうる強さを持っていることを意味し、安心して投資を検討できる要素の一つとなります。

ノーリツの深掘り:住宅設備市場の変革とノーリツの挑戦

2026年現在、住宅設備市場は大きな転換期を迎えています。地球温暖化対策としての脱炭素化、エネルギー価格高騰を受けた省エネ意識の高まり、そしてスマートホーム化の進展は、ノーリツのような住宅設備メーカーにとって、新たなビジネスチャンスであると同時に、変化への適応が求められる課題でもあります。

脱炭素・省エネへの貢献

ノーリツは、高効率給湯器「エコジョーズ」の普及を長年推進してきました。これは、従来の給湯器では捨てていた排熱を再利用することで、少ないガス量でお湯を沸かすことができる製品です。2026年以降も、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及や、政府が推進する住宅の省エネ基準強化の流れは加速するでしょう。ノーリツは、さらに高効率なハイブリッド給湯・暖房システムや、将来的な燃料電池給湯器の開発・普及にも注力することで、この脱炭素社会の実現に貢献し、新たな需要を取り込もうとしています。特に、既存住宅のリフォーム市場では、省エネ性能の高い給湯器への交換需要が今後ますます高まると予想されており、ノーリツの強みが生かされる場面は多いはずです。

スマートホーム化とIoTへの対応

住宅のスマートホーム化は、私たちの生活をより便利で快適なものに変えつつあります。給湯器も例外ではなく、スマートフォンアプリからの遠隔操作や、AIによる学習機能で最適な給湯スケジュールを提案するなど、IoT技術との連携が進んでいます。ノーリツも、クラウドサービスと連携した給湯器や、HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)との連携機能を強化することで、ユーザーの利便性向上とエネルギー管理への貢献を目指しています。これにより、単なる「お湯を沸かす機器」から、「暮らしを豊かにするスマートデバイス」へと製品価値を高めることができるでしょう。

海外市場、特に中国での展開

国内市場が成熟する中で、海外市場の開拓はノーリツの成長戦略において重要な柱の一つです。特に、経済成長が著しい中国市場では、富裕層の増加や住宅品質への意識向上に伴い、高機能・高付加価値な住宅設備への需要が高まっています。ノーリツは、中国の住宅事情や消費者のニーズに合わせた製品開発や販売戦略を展開しており、今後の成長ドライバーとして期待されます。ただし、海外事業は為替変動や現地の経済状況、競合との競争激化といったリスクも伴うため、その動向は注意深く見守る必要があります。

収益性改善への道のり

指標データからは、ノーリツの収益性が改善傾向にあることが伺えますが、まだ不安定さが残るとの評価もあります。これは、原材料価格の高騰や為替変動、あるいは住宅市場の変動といった外部要因に加え、国内での競争激化などが影響している可能性も考えられます。ノーリツは、生産体制の効率化やコスト削減、高付加価値製品へのシフト、そして前述の脱炭素・スマートホーム化といった成長分野への積極投資を通じて、さらなる収益体質の強化を図っていくことでしょう。盤石な財務基盤は、こうした変革期における投資余力となり、今後の成長戦略を支える大きな強みとなります。

ノーリツは、私たちの快適な生活を支える給湯器のトップメーカーとして、環境変化に対応し、新たな価値創造に挑戦し続けています。PBRの割安感や高配当に魅力を感じる一方で、収益性のさらなる安定化と成長戦略の進捗を注視していくことが、投資判断において重要になりそうですね。

ノーリツのように、財務が安定しており、PBRが割安で高配当の企業に興味がある方は、以下の記事も参考にしてみてください。

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