はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
クリヤマホールディングスってどんな会社?
クリヤマホールディングス(東証プライム:3355)は、皆さんの生活や社会の基盤を支える様々な製品を手掛ける企業グループです。創業は古く、ゴム製品の専門商社としてスタートしました。現在は、その長い歴史で培った技術とノウハウを活かし、製造から販売まで一貫して行っています。
主な事業は大きく二つ。一つは「産業資材事業」。ここでは、工場で使われるホースやコンベヤベルト、地震から建物を守る免震ゴムなど、社会のインフラや産業活動に欠かせない多様なゴム製品を提供しています。もう一つは「スポーツ施設資材事業」。陸上競技場のアスファルト舗装材、テニスコートやゴルフ場の人工芝など、皆さんがスポーツを楽しむ場所にもクリヤマホールディングスの技術が活かされているんですよ。
直近の営業日(2026年1月30日時点)における主要な指標は以下の通りです。
- 最低投資金額 : 169,900円(1,699円/株)
- PBR : 0.72倍
- PER : 9.27倍
- 配当利回り : 3.30%
- 株主優待 : なし
- (2026年1月30日(金)時点)
ぽんぽん的な評価はこれぽん!
〇 ぽんぽんは、買いたいぽん!もう少し株価が落ち着くのを待ちたいぽん〜!
クリヤマホールディングスを深掘り!評価のポイントは?
[評価の注目ポイント] 社会インフラを支える堅実な事業基盤と、PBR0.72倍という割安感、そして安定した高配当が魅力的な企業ぽん!
クリヤマホールディングスを評価する上で、注目したい3つの観点から見ていきましょう。
A. 成長性:〇
過去数年の売上や利益の推移を見ると、景気変動の影響を受けつつも、全体的には堅実な経営がなされている印象を受けます。特に、産業資材事業は、国内のインフラ整備や老朽化した設備の更新需要が安定しており、今後も底堅い需要が見込まれるでしょう。また、スポーツ施設資材事業も、健康志向の高まりやスポーツイベントの増加を背景に、一定の需要が期待できます。会社予想の1株あたり配当金は56.00円と安定しており、株主還元への意識も感じられますね。ROE(実績)は8.37%と、資本を効率的に使って利益を出していることを示しており、一般的に望ましいとされる8~10%に近い水準です。急激な成長というよりは、社会の基盤を支える安定成長企業として、着実な事業運営が期待できるでしょう。
B. 割安性:◎
クリヤマホールディングスの大きな魅力の一つは、その割安感にあると私は考えています。PBR(実績)は0.72倍と、1倍を大きく下回っています。これは、企業の純資産価値に対して株価が割安に評価されていることを示唆しており、市場でその価値が十分に認識されていない可能性を秘めていると見ることができます。同様に、PER(会社予想)も9.27倍と、市場平均と比較しても低水準であり、収益力に対して株価が抑えられている印象です。さらに、配当利回り(会社予想)は3.30%と高く、現在の株価で購入すれば、比較的高い配当収入が期待できる点も魅力的です。株主優待こそありませんが、このPBRと配当利回りの組み合わせは、長期的な視点での投資妙味があると言えるでしょう。
PBRが1倍を下回る企業は他にも多く存在し、例えば京都機械工具なども、堅実な財務基盤を持ちながら割安に評価されている銘柄として注目されています。クリヤマホールディングスも、その企業価値が市場で十分に評価される日が来るかもしれませんね。
C. 安全性:◎
財務の健全性は、投資を考える上で非常に重要な要素です。クリヤマホールディングスの自己資本比率(実績)は63.7%と非常に高く、一般的に優良とされる30%を大きく上回っています。これは、外部からの借入に依存せず、自己資金で事業を運営できる体力があることを意味し、不測の事態にも強い盤石な財務基盤を持っていると言えるでしょう。有利子負債は期によって増減はあるものの、大きな変化はなく安定しており、EPSも前年同期比ではおおむね落ち着いた動きを見せています。これらの指標から、クリヤマホールディングスは非常に安全性の高い企業であると評価できますね。
まとめ
クリヤマホールディングスは、産業資材とスポーツ施設資材という、社会のインフラと人々の健康を支える堅実な事業を展開し、安定した収益基盤を持つ企業です。PBR0.72倍という割安感と3.30%の高配当利回り、そして自己資本比率63.7%という盤石な財務状況は、長期投資を検討する上で非常に魅力的なポイントです。市場全体が上昇傾向にある中で、こうした安定性と割安感を兼ね備えた銘柄は、ポートフォリオに安心感をもたらしてくれるかもしれません。ただし、急成長を期待するよりも、着実な事業運営と安定した株主還元に期待するスタンスが良いでしょう。
投資は自己責任ですが、個人的には、もう少し株価が落ち着くタイミングを見計らって、じっくりと検討したい銘柄だと感じています。


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