はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
銘柄の基礎情報
今回ご紹介するのは、株式会社GameWith(コード:6552)です。GameWithは、国内最大級のゲーム情報サイト「GameWith」を運営する企業として知られています。ゲームの攻略情報やレビュー、新作情報などを幅広く提供し、多くのゲーマーに利用されています。近年では、eスポーツ事業や動画配信事業、さらにはゲーム開発支援など、事業領域を多角化し、ゲーム業界の総合的なプラットフォームを目指しています。
直近の営業日における主要な指標は以下の通りです。
- 最低投資金額 : 17,100円(171円/株)
- PBR : 1.11倍
- PER : —(算出不能)
- 配当利回り : 0.00%
- 株主優待 : なし
- (2025年12月19日(金)時点)
ぽんぽん的な評価
〇 ぽんぽんは、買いたいぽん!
財務基盤はとても安定しているぽん!収益性も回復傾向で、ゲーム業界の未来を考えると、今後の事業展開に期待したいぽん〜!ただ、今すぐ飛びつくよりは、もう少し事業の具体的な成果や株価の動向をじっくり見守るのが良いかもしれないぽん。
評価の理由
[評価の注目ポイント]:国内最大級のゲーム情報サイトを運営するGameWith!強固な財務基盤を背景に、ゲーム業界の未来を創る挑戦に期待ぽん!
A. 成長性 : 〇
GameWithは、国内最大級のゲーム情報サイトとして確固たる地位を築いています。ゲーム攻略情報だけでなく、eスポーツ事業への参入や、ゲーム関連の動画コンテンツ制作、さらにはゲーム開発支援など、事業の多角化を進めています。特に、若年層を中心としたデジタルネイティブ世代の台頭は、GameWithにとって大きな成長機会となるでしょう。
最近の興味深いニュースとして、Metaの若きビリオネア、アレクサンダー・ワン氏が「次世代のビル・ゲイツは、現在『vibe coding』をしている13歳の子どもから生まれる」と提唱したことが注目されます。これは、単なるプログラミングに留まらず、より直感的で創造的なデジタルコンテンツ制作、つまりゲーム開発やメタバース内での活動、AIを活用したコンテンツ生成といった広範なクリエイティブ活動を指すと考えられます。この「vibe coding」の概念は、GameWithの将来的な事業展開に大きなヒントを与えるかもしれません。
GameWithが、このような若年層のデジタルクリエイティブ活動を支援するプラットフォームへと進化できれば、単なる情報提供サイトを超えた新たな価値を創出できる可能性があります。例えば、ユーザーが自作ゲームを公開・共有できる機能の提供や、ゲーム開発コミュニティの育成、AIを活用したゲーム体験の共同創造など、その可能性は無限大です。ゲーム業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する企業として、GameWithの今後の戦略には大いに期待が持てます。DX支援に強みを持つ企業としては、ARアドバンストテクノロジやヤプリなども注目されていますね。
ただし、現在のところEPS(1株当たり利益)の会社予想が0.00円となっており、成長性を示す具体的な数値がまだ見えにくい点は注意が必要です。事業の多角化がどのように収益に結びつくか、今後の動向を注視する必要があります。
B. 割安性 : △
PBR(株価純資産倍率)は1.11倍と、純資産に対してやや割高感がある水準です。また、PER(株価収益率)は現在算出不能となっており、収益面から見た株価の評価が難しい状況です。配当利回りも0.00%で、株主優待も現在のところ設定されていません。これらの指標だけを見ると、積極的に「割安」とは言えないかもしれません。
しかし、ゲーム業界の成長性やGameWithが持つプラットフォームとしての価値を考慮すると、将来的な期待値が株価に織り込まれている可能性も考えられます。今後の収益改善や事業拡大がPER算出可能となり、株主還元へと繋がることを期待したいところです。
C. 安全性 : ◎
GameWithの財務状況は非常に安定しています。自己資本比率は79.9%と非常に高く、一般的に優良とされる30%を大きく上回っています。これは、外部からの借入に依存せず、自社の資金で事業を運営できる体力があることを示しており、経営の安定性において非常に心強いポイントです。
また、有利子負債も減少傾向にあり、財務リスクは低いと言えるでしょう。EPS(1株当たり利益)も前年同期比でマイナスからプラスへ改善しており、収益性回復の兆しが見られます。強固な財務基盤は、新しい事業への挑戦や投資を積極的に行う上での大きな強みとなります。


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