◯(3359)cotta : 割安PERと盤石財務、ECで安定成長

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに

今回は、製菓・製パン材料のECサイトで有名なcotta(コッタ)をご紹介します。お菓子作りが好きな方なら一度はその名前を聞いたことがあるかもしれませんね。個人の趣味からプロの現場まで、幅広いニーズに応えるユニークなビジネスモデルを持つ企業です。

銘柄の基礎情報

cotta(証券コード: 3359)は、「お菓子・パン作りの総合サイトcotta」を運営する企業です。製菓・製パン材料、器具、ラッピング材などをインターネットを通じて販売しており、個人のお客様だけでなく、プロのパティシエやパン職人向けの食材EC「cotta business」も展開しています。お菓子作りを通じて、食の楽しさや豊かさを提供している点が特徴です。

直近の営業日における主要な指標は以下の通りです。

  • 最低投資金額 : 50,500円(505円/株)
  • PBR : 1.19倍
  • PER : 11.03倍
  • 配当利回り : 1.58%
  • 株主優待 : なし
  • (2025年10月30日(木)時点)

ぽんぽん的な評価

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評価の理由

[評価の注目ポイント]

製菓・製パン材料ECで安定成長!割安なPERと高い自己資本比率で安心感があるぽん!

A. 成長性 : 〇

cottaは、製菓・製パン材料のECサイトとして確固たる地位を築いています。お菓子作りやパン作りは、コロナ禍での巣ごもり需要で大きく伸びた分野ですが、その後も趣味として定着し、根強い人気があります。プロ向けの「cotta business」も展開しており、個人と法人両面からの需要を取り込むことで、安定的な成長が見込まれます。提供されたデータでは直近の売上や利益の推移は不明ですが、会社予想のEPSが45.77円としっかり利益を出す見込みであることから、今後の利益成長にも期待が持てますね。

B. 割安性 : ◎

現在のPERは11.03倍、PBRは1.19倍と、市場全体や同業他社と比較しても割安感があります。特にPERが11倍台というのは、成長が期待できるEC企業としては魅力的な水準だと感じます。配当利回りも1.58%と、決して高配当というわけではありませんが、安定した配当を継続している点は評価できます。株主優待は現在のところありませんが、この割安感と成長性を考えると、投資妙味は十分にあるのではないでしょうか。

C. 安全性 : ◎

財務健全性は非常に高く、自己資本比率は65.1%と盤石です。これは、事業運営において安定した基盤を持っていることを示しており、外部環境の変化にも強い体質と言えるでしょう。ROEも8.46%と、効率的な資本活用ができている水準です。これだけの財務基盤があれば、安心して投資を検討できる銘柄の一つと言えそうです。

食の安全と持続可能性:cottaの事業に関連して

cottaは食品を扱う企業として、その品質や安全性には特に配慮していることと思います。食の安全は消費者の信頼を得る上で最も重要な要素の一つです。関連する話題として、最近の科学ニュースから興味深い記事をご紹介しましょう。

「Your pumpkin might be hiding a toxic secret – ScienceDaily」という記事が2025年10月30日に公開されました。この記事は、カボチャ(パンプキン)が時として「キュクルビタシン」という苦味成分を含み、これが大量に摂取されると食中毒を引き起こす可能性がある、という科学的な知見を紹介しています。通常の食用カボチャではほとんど問題になりませんが、野生種との交雑や特定の条件下でこの成分が増加することがあるそうです。記事では、家庭菜園での交雑のリスクや、苦味を感じたら食べない方が良いといった注意点が述べられています。

cottaが提供する製菓材料は、厳選された高品質なものがほとんどですが、このような科学的な情報は、食品を扱う全ての企業にとって、品質管理や消費者への情報提供の重要性を改めて認識させるものと言えるでしょう。消費者が安心して食品を購入し、利用できる環境を提供することは、cottaのような食品関連ECサイトの使命でもあります。

まとめ

cottaは、製菓・製パン材料のECというニッチながらも安定した需要を持つ市場で、着実に成長を続けている企業です。高い自己資本比率に裏打ちされた盤石な財務基盤と、現在の株価指標に見られる割安感は、長期的な視点で投資を検討する価値があると感じます。お菓子作りやパン作りが好きな方にとっては、事業内容にも親しみを感じやすい銘柄かもしれませんね。

食品を扱う企業として、cottaが今後も消費者の信頼を大切にし、質の高い商品を提供し続けることに期待したいと思います。食品関連の銘柄に興味がある方は、例えば安定した食品サービスを提供する壱番屋 (2831)や、幅広い食品を製造するはごろもフーズ (2831)、あるいは飲食店向けにトータルサポートを提供するテンポスHD (2751)なども参考に、ご自身の投資ポートフォリオを検討されてみてはいかがでしょうか。

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