△(4891)ティムス : 脳梗塞治療薬開発の創薬ベンチャー、赤字継続とPBR2.41倍に注視

銘柄紹介

はじめに

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

銘柄の基礎情報

今回ご紹介するのは、創薬ベンチャーとして注目を集めるティムス(4891)です。ティムスは、慶應義塾大学発のバイオベンチャーとして、主に脳梗塞治療薬「TMS-007」をはじめとする革新的な新薬の研究開発に取り組んでいます。画期的な治療薬の創出を目指し、アンメット・メディカル・ニーズ(まだ有効な治療法が見つかっていない疾患に対する医療ニーズ)に応えるべく、日夜研究開発に励んでいます。

創薬ベンチャーの特性上、現在のところは研究開発投資が先行し、収益は赤字となっていますが、将来的な新薬の承認・販売に大きな期待が寄せられています。

直近の営業日における主要な指標は以下の通りです。

  • 最低投資金額 : 15,700円(157円/株)
  • PBR : 2.41倍
  • PER : —
  • 配当利回り : 0.00%
  • 株主優待 : なし
  • (2026年1月15日(木)時点)

その他の指標(2026年1月15日時点)

  • 前日終値 : 146円
  • 時価総額 : 7,141百万円
  • 発行済株式数 : 45,485,767株
  • ROE : -21.16%
  • 自己資本比率 : 92.1%
  • 年初来高値 : 314円(25/02/07)
  • 年初来安値 : 120円(25/04/07)

ぽんぽん的な評価

△ ぽんぽんは、あまり魅力は感じないぽん。。

評価の理由

[評価の注目ポイント]

画期的な新薬開発に挑む創薬ベンチャーで、将来性への期待は大きいものの、現状は赤字で割安感に乏しいぽん。

A. 成長性 : ×

ティムスは、脳梗塞治療薬「TMS-007」の開発を最優先課題としており、その臨床試験の進捗が今後の成長の鍵を握っています。脳梗塞は発症後の治療時間が極めて限られるため、「TMS-007」が承認されれば、多くの患者に新たな希望をもたらす可能性があります。しかし、創薬ベンチャーの宿命として、新薬開発には莫大な時間と費用がかかり、成功が保証されているわけではありません。現在は研究開発投資が先行しているため、過去数年間の売上や利益は赤字で推移しており、配当もありません。将来の爆発的な成長への期待は大きいものの、現時点での収益としての成長性はまだ見込めない状況です。

B. 割安性 : ×

現在のティムスの株価は、将来の新薬開発の成功をある程度織り込んでいると考えられます。会社予想PERは赤字のため算出不能となっており、PBRは2.41倍と、現状の財務状況や収益性から見ると割高感があります。配当利回りも0.00%で、株主優待もありません。短期的な視点で見ると割安とは言えず、投資判断には、将来の成功への強い確信が求められるでしょう。赤字予想の企業でありながら堅実な財務を持つ銘柄については、日本パワーファスニングの記事も参考にしてみてください。

C. 安全性 : ◎

創薬ベンチャーは一般的に資金繰りのリスクが高いと思われがちですが、ティムスの財務基盤は非常に安定しています。自己資本比率は92.1%と極めて高く、これは研究開発型企業としては特筆すべき点です。潤沢な自己資本は、長期にわたる新薬開発を支える体力があることを示しており、予期せぬ研究開発の遅延や追加投資が必要になった際にも耐えうる強さを持っています。この高い財務健全性は、ティムスの大きな魅力の一つと言えるでしょう。

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