〇(7605)内外テック : PBR0.67倍・配当利回り4.36%の割安感と安定財務

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

内外テック(7605)ってどんな会社?

内外テックは、半導体製造装置やFPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置の販売、保守サービスを主な事業とする技術商社です。最先端の技術を要するこれらの装置を国内外から調達し、顧客であるメーカーに提供することで、日本のエレクトロニクス産業の発展を支えています。特に、半導体は現代社会のあらゆる製品に不可欠な「産業のコメ」とも言われる存在。その製造を支える装置は、非常に高度な技術と専門知識が求められます。内外テックは、単に製品を販売するだけでなく、設置からメンテナンス、技術サポートまで一貫して手掛けることで、顧客企業の生産性向上と安定稼働に貢献しているんですよ。

直近の営業日における主要な指標は以下の通りです。

  • 最低投資金額 : 229,400円(2,294円/株)
  • PBR : 0.67倍
  • PER : 21.12倍
  • 配当利回り : 4.36%
  • 株主優待 : なし
  • (2026年1月6日(月)時点)

ぽんぽん的な評価

〇 ぽんぽんは、買いたいぽん!PBR1倍割れと高配当が魅力的ぽん!もう少し下がるのを待ってから買いたいぽん〜!

評価の理由

[評価の注目ポイント]

半導体市場の成長を背景に収益性改善が続き、PBR1倍割れと高配当で割安感もたっぷりぽん!財務も安定していて安心感があるぽん!

A. 成長性 : ○

内外テックの成長性は、半導体市場の動向と密接に関わっています。近年、AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)、5G/6Gといった次世代技術の進化に伴い、半導体の需要は世界的に拡大の一途を辿っています。データセンターや自動車、スマートフォンなど、あらゆる分野で高性能な半導体が求められる中、その製造を支える装置の需要も高まっています。

内外テックは、こうした半導体市場の活況を追い風に、収益性を改善させています。公開されている情報によると、純利益率と営業利益率は前年同期比で改善傾向にあり、直近でも上向きの勢いが確認できます。EPS(1株当たり利益)も前年同期比で増加が続いており、企業としての稼ぐ力が着実に向上していることが伺えます。

現在の半導体市場は、一時的な調整局面を経ても、中長期的には成長が続くと見られています。特に、生成AIの進化は、より高性能なAIチップの需要を加速させており、これが半導体製造装置市場に新たな投資を呼び込む可能性を秘めています。内外テックが扱う最先端の製造装置は、このような技術革新の波に乗る上で不可欠な存在であり、今後も安定的な需要が見込めるでしょう。

さらに、産業界全体で進む「電化」や「自動化」のトレンドも、内外テックの事業にとって追い風となり得ます。例えば、海外のニュースでは、マイニング業界で電化、自動化、ドライブソリューションを統合する動きが報じられています。米国のFLANDERS社がEKU社のアイドル管理技術を統合し、マイニング機器の電化・自動化ソリューションを強化するというものです。これは、既存のフリートを最新化し、安全性、効率性、信頼性、生産性を高め、さらには脱炭素化を推進する狙いがあるとのことです。(参考:FLANDERS to integrate EKU’s idle management tech into electrification, automation, drive solutions – International Mining)

このニュースは直接的に半導体製造とは関係ありませんが、その根底にある「効率化」「自動化」「環境負荷低減」といった技術トレンドは、半導体製造の現場においても非常に重要です。半導体製造装置もまた、生産ラインの効率を最大化し、エネルギー消費を抑え、自動化を進めることで、コスト削減と生産性向上を図っています。内外テックのような技術商社は、単に装置を販売するだけでなく、このような先進技術の知見を活かし、顧客企業のニーズに応じた最適なソリューションを提供していくことで、さらなる成長機会を掴むことができると考えられます。特定のOEMに縛られず、最適なソリューションを提供する「OEM-agnostic solutions」という考え方も、多様なメーカーの装置を扱う内外テックのビジネスモデルと親和性が高いと言えるでしょう。

B. 割安性 : ◎

内外テックの割安性は、投資家にとって非常に魅力的なポイントです。まず、PBR(株価純資産倍率)が0.67倍という点に注目です。PBRが1倍を下回るということは、株価が企業の持つ純資産価値よりも低い水準にあることを示しており、一般的に割安と判断されることが多いです。これは、企業の解散価値よりも株価が低いと見なされるため、投資妙味があると言えるでしょう。

また、配当利回りが4.36%と非常に高い水準にあるのも大きな魅力です。安定した配当は、株価の値動きだけでなく、インカムゲインを重視する投資家にとっても嬉しいポイントですね。現在の低金利環境下において、これだけの配当利回りを提供している企業は貴重です。

PER(株価収益率)は21.12倍と、市場平均と比較するとやや高めに見えるかもしれませんが、前述の通りEPSが着実に増加していることを考慮すると、今後の成長期待が織り込まれているとも考えられます。成長が続く企業であれば、このPER水準も決して割高とは言えないかもしれません。

内外テックのようにPBRが1倍を割り込み、かつ高配当を提供している企業は他にも存在します。例えば、PBR0.93倍で4.33%の配当利回りを持つアイドママーケティングコミュニケーション(9466)や、PBR0.52倍で4.79%の配当利回りがある日産東京販売ホールディングス(8291)、自己資本比率も高く4.16%の配当利回りの巴工業(6309)などが挙げられます。内外テックもこれらの企業と同様に、割安感と高配当を兼ね備えた魅力的な銘柄と言えるでしょう。

C. 安全性 : ◎

企業の安全性、特に財務の健全性は、長期的な投資を考える上で非常に重要な要素です。内外テックの財務状況は、非常に安定していると評価できます。

まず、自己資本比率が48.5%という点。一般的に自己資本比率が30%を超えていれば健全とされますが、内外テックはそれを大きく上回る水準を維持しています。これは、企業の資産のうち、返済義務のない自己資本が占める割合が高く、外部からの借入に依存しない安定した経営基盤があることを示しています。さらに、自己資本比率は上向き傾向にあるとのことで、財務体質がさらに強化されていることが伺えます。

また、有利子負債が前年同期比で減少傾向にあるという点も好材料です。有利子負債の減少は、企業の金利負担を軽減し、財務の安定性を高める効果があります。借入に頼らず、自社の資金で事業を運営できる能力が高いことを意味しており、経済環境の変化にも強い体質と言えるでしょう。

これらの財務指標から、内外テックは非常に堅実な経営を行っており、不測の事態にも耐えうる強固な財務基盤を持っていると判断できます。安定した財務は、配当の継続性にも繋がり、投資家にとって大きな安心材料となるでしょう。

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