〇(3495)香陵住販 : PER6.20倍/PBR1.09倍の割安感とROE17.72%の高収益性

銘柄紹介

はじめに

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

香陵住販(3495)の基礎情報

今回ご紹介するのは、茨城県水戸市を拠点に地域密着型の不動産事業を展開する香陵住販(3495)です。賃貸仲介・管理から、不動産売買仲介、さらには建設・リフォーム、アセットマネジメントまで、不動産に関する幅広いサービスを一貫して提供しているのが特徴ですね。地域に根ざした事業展開で、お客様の多様なニーズに応えています。

直近の営業日における主要な指標は以下の通りです。

  • 最低投資金額 : 244,500円(2,445円/株)
  • PBR : 1.09倍
  • PER : 6.20倍
  • 配当利回り : 2.45%
  • 株主優待 : なし
  • (2025年12月15日(月)時点)

ぽんぽん的な評価

〇 ぽんぽんは、買いたいぽん!もう少し下がるのを待ちたいぽん~!

評価の理由

[評価の注目ポイント]:PER6.20倍、PBR1.09倍の割安感とROE17.72%の高収益性が魅力的な不動産銘柄ぽん!

A. 成長性:〇

香陵住販は、茨城県内で強固な地盤を築き、地域密着型の総合不動産サービスを提供することで着実に成長を続けています。特に、賃貸管理戸数の増加や、不動産売買仲介の堅調さが収益を牽引している印象です。データを見ても、純利益率が前年同期比で上昇し、営業利益率も安定していることから、事業の安定的な成長基盤がうかがえます。また、EPS(1株あたり利益)も増加基調にあり、企業の稼ぐ力が強まっていると評価できるでしょう。

現在の不動産市場は、外国人投資家の動向も注目されています。例えば、東京23区の新築マンション購入者において、意外にも台湾出身者が中国人を上回っているという興味深いデータもありますね。「「1億円超え」都内新築マンションを買っているのは? 中国人より多かった“意外”な外国人(デイリー新潮)」の記事によると、2025年1月〜6月の間に東京23区で新築マンションを取得した外国在住者のうち、台湾が192件で最多、中国が30件で2位だったそうです。これは都心部の話ではありますが、日本の不動産市場全体への関心の高まりを示しており、香陵住販のような地域に根差した企業にとっても、中長期的な視点で見れば新たなビジネスチャンスに繋がる可能性も秘めているかもしれません。

B. 割安性:◎

香陵住販の株価指標を見ると、非常に魅力的な水準にあると感じます。PER(株価収益率)は6.20倍、PBR(株価純資産倍率)は1.09倍と、同業他社と比較しても割安感が際立っています。特にPBRが1倍台というのは、企業の持つ純資産に対して株価が過度に評価されていないことを示唆しており、割安性を重視する投資家にとっては見逃せないポイントでしょう。さらに、配当利回りも2.45%と、安定的なインカムゲインを期待できる水準です。株主優待がないのは少し残念ですが、この割安感と配当利回りを考慮すると、十分に魅力的と言えるのではないでしょうか。

C. 安全性:〇

企業の財務健全性も、投資を検討する上で非常に重要な要素です。香陵住販の自己資本比率は34.7%と、一般的に望ましいとされる30%を上回る水準で推移しており、財務の安定性が確認できます。有利子負債も過度な増加は見られず、健全な範囲で事業運営が行われているようです。また、ROE(自己資本利益率)は17.72%と、一般的に優良とされる8~10%を大きく上回っており、効率的な経営ができている証拠と言えるでしょう。これらの指標から、香陵住販は堅実な財務基盤を持ち、安定した事業運営が期待できる企業だと評価できます。

不動産関連の企業の財務健全性については、過去の記事でもいくつか取り上げています。例えば、「いい生活」「京阪神ビルディング」なども、高い自己資本比率や安定した財務基盤が魅力の企業として紹介していますので、もしよろしければ参考にしてみてください。

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