本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
松井建設ってどんな会社?
今回ご紹介するのは、東証プライム市場に上場している松井建設(1810)です。松井建設は、その名の通り「建設」を主要事業とする老舗企業で、特に社寺建築や歴史的建造物の保存・改修においては、国内でも指折りの高い技術力と実績を誇っています。一般建築や土木工事も幅広く手掛ける総合建設業ですが、そのユニークな専門性が同社の大きな特徴と言えるでしょう。
2026年1月23日時点での主要な指標は以下の通りです。
- 最低投資金額 : 159,200円(1,592円/株)
- PBR : 0.85倍
- PER : 15.24倍
- 配当利回り : 3.33%
- 株主優待 : なし
ぽんぽん的な評価
〇 ぽんぽんは、買いたいぽん!
PBR1倍割れの割安感と盤石な財務基盤が魅力的ぽん!収益改善も進んでいるから、長期的な視点で注目したいぽんね〜!
評価の理由
[評価の注目ポイント]
PBR1倍割れの割安感と、自己資本比率62.6%の盤石な財務が魅力!伝統技術と収益改善にも期待!
A. 成長性 : 〇
松井建設の成長性を見ると、直近のデータでは純利益率、営業利益率ともに前年同期比で着実に改善傾向にあり、収益性が持ち直していることがうかがえます。ROE(自己資本利益率)やROA(総資産利益率)も、一般的に望ましいとされる水準にはまだ届かないものの、回復基調にありますね。特にEPS(1株当たり利益)は増加の局面が続いており、企業が稼ぐ力が高まっている兆候が見られます。
提供データでは「成長性:0.0倍」と示されていますが、これは短期的な成長率の数値的な表現に過ぎず、上記の収益性指標やEPSの改善傾向を総合的に見ると、着実な成長の足がかりを築いていると評価できるでしょう。
松井建設の大きな強みは、その歴史と伝統に裏打ちされた特殊な建築技術です。特に社寺建築や文化財修復といった分野は、高度な専門知識と技術が求められるため、参入障壁が高く、安定した需要が見込めます。近年、国内では老朽化したインフラや歴史的建造物の維持・改修ニーズが高まっており、同社の専門性は今後も重宝されることでしょう。
さらに、一般建築や土木工事においても、建設業界全体としては需要が底堅い状況が続いています。例えば、2026年1月24日には、バンテリンドームの「ホームランウイング」建設工事が公開され、大規模なスポーツ施設における新たな設備投資が注目されています(参照:侍ジャパン戦でお披露目…バンテリンドームの「ホームランウイング」建設工事を公開 外野フェンスが1.2m低く6m前に|FNNプライムオンライン)。このようなスポーツ施設の改修・新設や、都市再開発、防災・減災対策としてのインフラ整備など、建設需要は多岐にわたります。松井建設が持つ幅広い技術力は、これらの多様なニーズに応え、今後の成長機会を捉える上で有利に働く可能性を秘めていると言えるでしょう。
B. 割安性 : ◎
松井建設の割安性については、非常に魅力的な水準にあると評価できます。
- PBR(株価純資産倍率)は0.85倍と、1倍を大きく下回っています。これは、企業の持つ純資産に対して株価が割安に評価されていることを示唆しており、市場から見過ごされている可能性を秘めています。
- PER(株価収益率)は15.24倍で、これは業種や市場全体の平均と比較しても、極端に割高という水準ではありません。むしろ、今後の収益改善が期待できる点を考慮すると、妥当かやや割安に感じられます。
- 配当利回りは3.33%と、比較的高い水準です。安定した配当は、株主にとって魅力的な要素であり、株価が割安な水準にある中で、インカムゲインを期待できるのは大きなメリットと言えるでしょう。
これらの指標から、松井建設は現在の株価が企業価値に対して割安であり、配当も期待できる銘柄として、投資妙味があると考えられます。PBRが1倍を割れている銘柄については、以前、PBR0.87倍超割安と61%盤石財務、収益改善と推し活戦略に注目した亀田製菓(2220)の記事も参考になるかもしれません。
C. 安全性 : ◎
松井建設の財務安全性は、非常に高く評価できます。データが示す通り、自己資本比率は62.6%と、一般的に望ましいとされる30%を大きく上回るどころか、さらに上向きの傾向にあります。これは、会社の資金の多くを自己資金で賄っており、外部からの借入に依存しない、非常に強固な財務体質であることを意味します。
さらに、有利子負債も前年同期比で減少している点も安心材料です。借入金が少ないということは、金利変動リスクや返済負担が小さく、経営の安定性が高いことを示しています。建設業は景気変動の影響を受けやすい側面もありますが、これだけ盤石な財務基盤があれば、不測の事態にも十分耐えうる体力があると言えるでしょう。
高い自己資本比率と有利子負債の減少は、企業の安定経営の証であり、長期的な視点で投資を考える上で非常に重要なポイントとなります。松井建設は、この点で極めて優良な状態を保っていると判断できます。


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