◎(22200)亀田製菓 : PBR0.87倍超割安と61%盤石財務、収益改善と推し活戦略

銘柄紹介

はじめに

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

亀田製菓(2220)の基礎情報

今回ご紹介するのは、私たち日本人にとって非常に馴染み深いお菓子メーカー、亀田製菓株式会社です。同社は、言わずと知れた米菓のリーディングカンパニーで、「ハッピーターン」や「亀田の柿の種」、「ぽたぽた焼」など、数々のヒット商品を生み出し、長年にわたりお茶の間を彩ってきました。米菓という日本の食文化に根ざした製品を主軸に、近年では海外市場への展開も積極的に進めています。

直近の営業日における主要な指標は以下の通りです。

  • 最低投資金額 : 387,500円(3,875円/株)
  • PBR : 0.87倍
  • PER : 3.38倍
  • 配当利回り : 1.50%
  • 株主優待 : 現在のところ情報なし
  • (2026年1月21日(火)時点)

ぽんぽん的な評価

〇 ぽんぽんは、買いたいぽん!今すぐ買いたいぽん〜!

評価の理由

[評価の注目ポイント]

PER3.38倍、PBR0.87倍と超割安!収益改善傾向と盤石な財務で、お菓子の安定成長に期待ぽん!

A. 成長性 : 〇

亀田製菓の成長性を見ると、過去数年の売上や利益について具体的な数値は提示されていませんが、収益性に関する情報からは明るい兆しが見えます。純利益率は前年同期比で大きく上向き、営業利益率も持ち直しているとのこと。さらに、1株当たり利益(EPS)は前年同期比で明確に伸びており、直近は高い水準に達しています。これは、米菓市場での強固なブランド力に加え、新商品開発や海外市場への積極的な展開が功を奏している可能性を示唆しています。例えば、近年では健康志向の高まりに対応した商品や、若年層のトレンドを取り入れたユニークな商品展開も見られ、顧客層の拡大にも繋がっているようです。

もちろん、市場環境の変化や原材料価格の変動といった外部要因には常に注意が必要ですが、現状の収益改善トレンドは今後の成長への期待を高める要因と言えるでしょう。

B. 割安性 : ◎

投資家にとって非常に魅力的なのが、亀田製菓の割安性です。PBR(株価純資産倍率)は0.87倍、PER(株価収益率)に至っては3.38倍という非常に低い水準にあります。PBRが1倍を下回るということは、企業の純資産価値に対して株価が割安であると判断される一つの目安となります。さらに、PERが3倍台というのは、市場全体や同業他社と比較しても破格の割安感があります。これは、投資回収期間が非常に短いことを示唆しており、将来的な株価上昇の余地が大きいと考えることができます。

配当利回りも1.50%と、突出して高いわけではありませんが、この割安感と合わせて考えれば、十分魅力的な水準と言えるでしょう。現在の株価は、企業の本来持つ価値を十分に反映していない可能性があり、長期的な視点で見れば魅力的な投資機会となり得ると感じます。

C. 安全性 : ◎

企業の安定性を示す自己資本比率は61.0%と非常に高い水準を誇っており、財務基盤は盤石と言えます。一般的に、自己資本比率が30%を超えていれば健全とされていますから、60%を超える水準は極めて安定していると評価できます。これは、外部からの借入に依存することなく、自社の資金で事業を運営できる能力が高いことを意味し、景気変動や予期せぬ事態にも耐えうる強さを持っていると言えるでしょう。情報によると、有利子負債は増加傾向にあるとのことですが、この高い自己資本比率があれば、その影響は限定的であり、問題視するレベルではないと考えられます。

安定性は「やや低下しています」という評価もありますが、これはあくまで前年同期比での話であり、絶対的な水準としては非常に高い安全性を維持していると判断できます。長年にわたり愛される商品を展開する企業としての、堅実な経営姿勢がうかがえます。

「推し活」需要を捉える亀田製菓のマーケティング戦略

亀田製菓は、伝統的な米菓の枠にとらわれず、常に新しい顧客層やトレンドを取り込むための努力を続けています。その一例として、2026年1月19日から2月末までの期間限定で発売された「26g 250%の愛にまみれるハッピーターン」は、非常に興味深い取り組みです。この商品は、全てのハッピーターンがハート型になっており、「推し活」という現代の若年層を中心に広がるトレンドに対応したものです。

参照元:【全部ハート、推し活対応】「250%の愛にまみれるハッピーターン」発売 2月末まで 亀田製菓 – 新潟県内のニュース|にいがた経済新聞

この「推し活」対応商品は、単なる限定品の発売にとどまらない、同社の巧妙なマーケティング戦略の一端を示していると言えるでしょう。若年層はSNSを通じて情報を共有する傾向が強く、見た目の可愛らしさや話題性のある商品は、自然と拡散されやすい特性を持っています。ハート型のハッピーターンは、まさにSNS映えを意識した商品であり、これにより普段米菓に馴染みのない層へのアプローチを強化し、ブランドイメージの若返りを図っていると考えられます。

また、「250%の愛にまみれる」というキャッチーなネーミングも、ターゲット層の心を掴む上で効果的です。このようなユニークな商品展開は、既存顧客に新鮮さを提供しつつ、新たなファンを獲得するための重要な施策となります。食品業界では、消費者の嗜好が多様化し、トレンドの移り変わりも速いため、常に新しい価値を提供し続けることが企業の成長には不可欠です。亀田製菓は、長年の歴史に培われたブランド力を基盤としつつも、このような柔軟な発想で市場の変化に対応しようとしている点が評価できます。

この取り組みは、単発的な話題作りだけでなく、長期的にブランドの魅力を高め、将来の収益基盤を強化する上でも重要な意味を持つでしょう。例えば、同じ食品業界の動向としては、丸大食品山崎製パンなども、消費者のニーズに応じた商品開発やマーケティング戦略を展開しています。亀田製菓のこのような挑戦は、伝統的な食品メーカーが現代の市場で生き残るためのヒントを与えてくれるかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました