〇(1716)第一カッター興業 : PBR0.85倍の割安感:インフラ老朽化の安定需要

銘柄紹介

はじめに

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

1. 銘柄の基礎情報

第一カッター興業(1716)は、コンクリート構造物の切断・穿孔(穴あけ)を行う建設関連の専門業者です。ダイヤモンド工法やウォータージェット工法といった独自の高度な技術を強みとしており、道路、橋梁、ダム、空港、さらには原子力発電所などのインフラメンテナンスにおいて欠かせない存在となっています。

2026年現在、高度経済成長期に造られた日本のインフラは一斉に老朽化のピークを迎えており、同社が手掛ける「壊すための技術」や「直すための準備」への需要はかつてないほど高まっています。

最低投資金額 : 145,000円(1,450円/株)
PBR : 0.85倍
PER : 11.2倍
配当利回り : 3.8%
株主優待 : 1,000円相当のクオカード(100株以上、1年以上継続保有など条件あり)
(2026年5月2日(土)時点)

2. ぽんぽん的な評価

〇 ぽんぽんは、買いたいぽん!

1,400円台前半くらいまで少し調整してくれたら、さらに積極的に狙いたいぽん〜!インフラメンテナンスは景気に左右されにくい底堅さがあるから、長期でじっくり持ちたいぽん〜!

3. 評価の理由

[評価の注目ポイント]
老朽化インフラの補修・更新需要が2026年以降も右肩上がりで続く点に注目。独自のウォータージェット技術は環境負荷が低く、ESG投資の観点からも評価が高まりやすい堅実な実力派銘柄だと言えるぽん。

A. 成長性 : ◎
国内の道路や橋、トンネルといった社会インフラの老朽化は深刻で、政府の国土強靱化計画に伴う予算も継続的に投入されています。第一カッター興業の売上高は、これらのメンテナンス需要を背景に安定した推移を見せています。また、最近では海外ニュースでも大型プロジェクトの話題が豊富です。例えば、2026年5月1日に報じられたアメリカのブラウンズ新スタジアム建設(Jimmy Haslam: We will have affordable seats in new stadium)のような巨大なインフラ更新の動きは、世界的な潮流です。こうした「古いものを壊し、新しく造る」プロセスの初期段階において、同社の精密な切断技術は必須。国内のみならず、技術供与や特殊案件での活躍の場が広がっている点は大きな成長の種です。

B. 割安性 : 〇
2026年5月現在の株価指標を見ると、PBR(株価純資産倍率)は1倍を大きく下回る0.85倍水準です。日本株全体でPBR1倍割れ是正の動きが強まる中、同社のように安定した収益力とキャッシュを持つ企業が放置されているのは、投資妙味があると感じます。配当利回りも3.8%と高水準であり、株主優待のクオカードを含めた総合利回りは非常に魅力的です。同じインフラ補修関連では、以前紹介した◯(4956)コニシも補修用ボンドで高いシェアを誇りますが、第一カッター興業は「施工そのもの」の特殊技術で差別化できており、併せてチェックしたい銘柄です。

C. 安全性 : ◎
財務面は非常に盤石です。自己資本比率は例年高い水準を維持しており、無借金経営に近い状態を続けています。建設業界は景気の波を受けやすいイメージがありますが、同社が主戦場とする「メンテナンス・補修」は、新設工事に比べて予算が削られにくいため、不況下でもキャッシュフローが安定しやすいという特徴があります。この守りの固さこそが、長期投資家にとっての安心材料と言えるでしょう。

まとめ
第一カッター興業は、派手さこそありませんが、日本のインフラを足元から支える「縁の下の力持ち」です。2026年の市場環境においても、安定した配当と割安な株価、そして確実な需要という3拍子が揃った魅力的な1社だと考えています。

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