◯(6699)ダイヤモンドHD : PBR0.65倍の割安感とEVシフトの追い風

銘柄紹介

はじめに

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

1. 銘柄の基礎情報

ダイヤモンドエレクトリックホールディングス(6699)は、自動車用の「点火コイル」で世界トップクラスのシェアを誇る独立系部品メーカーです。2018年に田淵電機を傘下に収めたことで、現在は自動車機器事業とエネルギーソリューション事業の二本柱で展開しています。特に、電気自動車(EV)向けの車載充電器や、再生可能エネルギーに欠かせないパワーコンディショナ(パワコン)、V2H(Vehicle to Home)システムなど、これからの脱炭素社会に不可欠な技術を多数保有しているのが特徴です。

最低投資金額 : 92,000円(920円/株)
PBR : 0.65倍
PER : 12.5倍
配当利回り : 1.6%
株主優待 : なし(※過去に実施実績あり、現在は配当による還元を優先)
(2026年3月12日(木)時点)

2. ぽんぽん的な評価

〇 ぽんぽんは、買いたいぽん!

今は少し様子を見つつ、850円くらいまで調整してくる場面があれば、積極的に拾っていきたいぽん〜!EV化の波は着実に進んでいるし、エネルギー関連の技術力は本物だと思うぽん!

3. 評価の理由

[評価の注目ポイント]
世界シェアを誇る既存の点火コイル事業で稼ぎつつ、その資金をEVやV2Hといった次世代エネルギー分野へ大胆に投資している点です。「内燃機関から電力へ」のシフトを自ら体現している姿が魅力です。

A. 成長性 : 〇
過去、田淵電機の買収直後は財務や収益の立て直しに苦労していましたが、2025年度から2026年度にかけて、その成果がようやく数字に表れてきました。特に注目したいのが、北米を中心とした電動化の波です。
ここで興味深いニュースをご紹介します。カナダのバス製造大手NFIグループが発表した2025年通期決算(NFI Reports Record Fourth Quarter and Full Year 2025 Results)によると、同社はZEB(ゼロエミッションバス)の納入加速により、売上高が前年比22.5%増と記録的な伸びを見せています。
このニュースを日本語で要約すると、「電気バスや水素燃料電池バスの需要が爆発的に増えており、受注残高も過去最高水準にある」という内容です。
ダイヤモンドエレクトリックHDが手掛ける車載充電器や電力変換技術は、まさにこうした商用車の電動化においても重要な役割を果たします。乗用車だけでなく、こうした「働く車」の電動化シフトは、同社にとって大きな追い風になるでしょう。

B. 割安性 : ◎
現在のPBRは0.65倍と、解散価値である1倍を大きく下回っています。これは、過去の赤字期間や財務への懸念がまだ株価に織り込まれているためだと考えられます。しかし、収益性が改善し、EV関連の受注が具体化してくれば、この水準は非常に魅力的に映ります。
同じ自動車部品セクターでEV対応を進める◎(7278)エクセディなどと比較しても、時価総額が小さいため、変化が起きた時の株価の「跳ね」には期待が持てそうです。

C. 安全性 : △
田淵電機の吸収合併に伴う負債の影響もあり、自己資本比率は他の優良部品メーカーと比較するとまだ低めです。しかし、不採算拠点の整理や構造改革を断行したことで、営業キャッシュフローは改善傾向にあります。
電池関連の技術で先行する◯(69550)FDKのような企業と同様に、次世代技術への投資負担と財務のバランスをどう取っていくかが、今後の焦点になるでしょう。2026年現在は、最悪期を脱して「反撃のフェーズ」に入っていると見ています。

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