本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
1. 銘柄の基礎情報
矢作建設工業(1870)は、愛知県名古屋市に本拠を置く、東海地方を代表する中堅ゼネラルコンストラクターです。鉄道関連の土木工事に強みを持つほか、民間マンションの建築や不動産開発、さらには独自の耐震補強技術「ピタコラム」などの開発も手掛けています。特に地元・名古屋を中心とした再開発プロジェクトや、リニア中央新幹線に関連するインフラ整備、さらには2026年に開催されるアジア競技大会に関連する需要など、地域密着型の強固な事業基盤が特徴です。
最低投資金額 : 212,200円(2,122円/株)
PBR : 1.25倍
PER : 10.87倍
配当利回り : 4.71%
(2026年5月1日時点)
2. ぽんぽん的な評価
〇 ぽんぽんは、買いたいぽん!
4.7%を超える配当利回りは、今の低金利環境ではとっても魅力的だぽん!年初来安値の2,000円に近づくような場面があれば、ぜひポートフォリオに組み込みたいぽん〜!
3. 評価の理由
[評価の注目ポイント]
東海圏の強固な地盤と、株主還元への積極姿勢が光ります。インフラ老朽化対策や名古屋再開発など、安定した受注環境に加え、4.7%超の高配当利回りが下値を支える強力な武器となっている点が評価の鍵です。
A. 成長性 : 〇
売上高は拡大基調にあり、収益性も改善傾向にあります。特に地元愛知県では、大規模なスポーツイベントや再開発が目白押しです。例えば、以下のニュースにあるようなインフラ整備も、同社のような地元有力企業には追い風となります。
引用元:愛知県が約3億円かけ整備…アジア大会「クリケット」の競技会場を大村知事が視察 天然芝のグラウンドで全国2カ所目|FNNプライムオンライン
2026年秋のアジア競技大会に向けた会場整備は、単なる一過性の工事に留まらず、その後の地域活性化や維持管理需要にも繋がります。矢作建設工業は、こうした地元自治体との深い信頼関係を背景に、安定した受注を確保し続けています。また、リニア関連の周辺整備など、長期的なプロジェクトが控えている点も心強い材料です。
B. 割安性 : ◎
PERは10倍台、PBRは1.25倍と、建設セクターの中では極端に割安とは言えませんが、特筆すべきはその配当利回りです。会社予想で4.71%という水準は、東証プライム市場の中でもトップクラスの還元意欲を感じさせます。配当性向の高さだけでなく、業績の持ち直しに伴う増配期待も持てるため、インカムゲイン狙いの投資家にとっては非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
C. 安全性 : 〇
自己資本比率は47.7%と、建設業としては十分な水準を維持しています。有利子負債の振れも限定的で、財務の健全性は高いと判断できます。EPS(1株当たり利益)も回復傾向にあり、配当の原資となる利益をしっかりと稼ぎ出す力が戻ってきている点は、長期保有する上での安心感に繋がります。
建設業界全体の動向については、こちらの記事も参考にしてみてください。
〇(1716)第一カッター興業 : PBR0.85倍の割安感:インフラ老朽化の安定需要: https://stock.hotelx.tech/?p=2486
矢作建設工業は、単なる「地方の建設会社」に留まらず、独自の技術力と圧倒的な地域シェア、そして高い還元姿勢を兼ね備えた、非常にバランスの良い銘柄だと感じています。名古屋の街が進化し続ける限り、同社の活躍の場は広がり続けそうですね。


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