◎(2180)サニーサイドアップグループ : 盤石財務と高ROE22.26%、多角事業展開に期待

銘柄紹介

はじめに

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

サニーサイドアップグループ(2180)の基礎情報

サニーサイドアップグループは、PR・マーケティング事業を核に、スポーツマネジメント、飲食、空間プロデュースなど多角的な事業を展開している企業です。単なる広報活動に留まらず、企画から実行までを一貫して手掛け、企業のブランド価値向上や社会的な話題創出に貢献しています。特に、有名アスリートやタレントのマネジメント、人気カフェやレストランの運営、イベントのプロデュースなど、私たちの身近なところでその手腕を発揮しています。

直近の営業日における主要な指標は以下の通りです。

  • 最低投資金額 : 87,200円(872円/株)
  • PBR : 2.74倍
  • PER : 11.46倍
  • 配当利回り : 2.75%
  • 株主優待 : なし
  • (2025年12月30日(月)時点)

ぽんぽん的な評価

◎ ぽんぽんは、強く買いたいぽん!

高いROEと収益改善、盤石な財務、そして多様な事業展開に魅力を感じるぽん!今すぐ買いたいぽん~!

評価の理由

[評価の注目ポイント] 高いROEと収益改善、盤石な財務基盤で多角的な事業展開に期待ぽん!

A. 成長性 : 〇

サニーサイドアップグループは、PR・マーケティングという常に変化する市場で、そのトレンドを捉えながら事業を拡大してきました。過去数年のEPS(1株当たり利益)は増加局面が多く、収益性も改善傾向にあることから、安定した成長が見られます。特に、スポーツマネジメントや飲食事業といった多角的な展開は、特定の市場に依存しない強みとなり、今後のさらなる成長ドライバーとなる可能性を秘めていると私は見ています。例えば、同じく多角的な事業展開で知られるカヤックのように、ユニークな視点と実行力で新しい価値を生み出す力が期待されます。

B. 割安性 : 〇

PER(株価収益率)は11.46倍と、現在の市場環境を考慮すると比較的割安感がある水準だと感じます。PBR(株価純資産倍率)は2.74倍とやや高めに見えますが、ROE(自己資本利益率)が22.26%と非常に高い水準を維持していることを考えると、効率的な資本活用によって高い利益を生み出している証拠とも言えます。つまり、企業が持つ資産をどれだけ上手に使って利益を上げているかという点で、投資家にとって魅力的な指標と言えるでしょう。配当利回りも2.75%と悪くなく、株主還元にも意識が向けられています。

C. 安全性 : ◎

財務健全性については、非常に安定していると評価できます。自己資本比率は43.7%と、一般的に望ましいとされる30%を大きく上回っており、企業の安定した経営基盤を示しています。有利子負債も減少傾向にあり、財務リスクは低いと言えるでしょう。収益性指標であるROEが22.26%、ROA(総資産利益率)も一般的に望ましいとされる5%を上回る水準で安定していることから、稼ぐ力と財務の安定性を両立している優良企業だと考えられます。これは、例えばアイドママーケティングコミュニケーションのような、盤石な財務基盤を持つ企業にも通じる強みです。

PR・マーケティング業界の動向とサニーサイドアップグループの未来

PR・マーケティング業界は常に進化しており、デジタル化の進展やSNSの普及により、その手法は多様化しています。サニーサイドアップグループは、長年の経験と実績に裏打ちされたノウハウを活かしつつ、新しいコミュニケーションの形にも積極的に挑戦しています。

例えば、2025年末にはアメリカのCBS Newsで「Dive Bar’s “Sea of Diamonds” New Year’s Eve celebrations」のような、大規模な年末イベントが開催されることが報じられていました。こうしたイベントは、人々の消費活動やエンターテインメントへの関心の高まりを示すものであり、PRやイベントプロデュースを手掛けるサニーサイドアップグループにとっては、大きなビジネスチャンスとなり得ます。同社は、単に情報を発信するだけでなく、体験や感動を創出することで、企業のメッセージをより深く、広く届けることを得意としています。このような市場の活況は、同社の今後の成長を後押しする要因となるでしょう。

また、アスリートのマネジメント事業においても、スポーツ界のグローバル化や多様なメディア展開により、その価値は高まっています。選手個人のブランド力を高め、引退後のセカンドキャリアまでを見据えたサポートは、長期的な視点での収益貢献が期待されます。

飲食事業においても、単なる店舗運営に留まらず、トレンドを捉えたコンセプト開発や空間プロデュースによって、高い集客力とブランド力を築いています。これらの多角的な事業が相互にシナジーを生み出し、サニーサイドアップグループ全体の成長を牽引していく可能性を秘めていると私は考えています。

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