◯(4826)CIJ : 高自己資本比率とDX需要で成長、配当3.34%

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに

今回ご紹介するのは、情報サービス業界で堅実な事業を展開している株式会社CIJ(4826)です。システム開発からITインフラの構築、運用保守まで、幅広いサービスを提供し、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を力強くサポートしています。

直近の営業日における主要な指標を見てみましょう。

  • 最低投資金額 : 47,900円(479円/株)
  • PBR : 1.87倍
  • PER : 18.06倍
  • 配当利回り : 3.34%
  • 株主優待 : なし
  • (2025年10月31日(金)時点)

ぽんぽん的な評価

〇 ぽんぽんは、買いたいぽん!財務の安定感と堅実な成長性が魅力的。もう少し株価が落ち着くのを待ちたいぽん~!

評価の理由

[評価の注目ポイント] 高い自己資本比率で財務が盤石な上、DX需要を背景に成長が続いており、安定性と成長性を兼ね備えている点が魅力ぽん!

A. 成長性:◎

CIJの成長性は非常に注目に値します。過去数年の売上高は前年同期比で増加基調を維持しており、EPS(1株当たり利益)も着実に伸び続けています。これは、企業におけるIT投資の増加やDX推進の加速が、同社のシステム開発やITインフラ構築といった事業に追い風となっていることを示唆しています。特に、クラウド化やデータ活用といった分野での需要は今後も堅調に推移すると見られ、同社の成長ドライバーとなりそうです。

B. 割安性:〇

現在のPERは18.06倍、PBRは1.87倍となっています。情報サービス業界全体で見ると、成長性のある企業はPERが高く評価される傾向にあります。CIJの場合、堅実な成長と高い財務健全性を考慮すると、極端に割高という印象はありません。また、配当利回りが3.34%と比較的高い水準にある点も魅力的で、株主還元への意識も感じられます。株主優待はありませんが、安定した配当は長期保有を考える上で重要な要素の一つと言えるでしょう。

C. 安全性:◎

CIJの財務の安全性は特筆すべき点です。自己資本比率は77.7%と非常に高く、一般的に優良とされる30%を大きく上回っています。これは、外部からの借入に依存することなく、自社の資金で安定した経営基盤を築いていることを意味します。有利子負債も足元でやや増加傾向は見られるものの、その増え方は小幅であり、財務体質への影響は限定的です。このような盤石な財務基盤は、予期せぬ経済変動や市場の不確実性に対しても強い抵抗力を持つことを示しており、投資家にとって大きな安心材料となるでしょう。

IT業界では、企業のDX推進を支援するシステム開発やコンサルティングの需要が高まっています。例えば、システムサポートHD(4396)テックファームHD(3625)といった企業もDX需要を追い風に成長を期待されており、CIJも同様にこの流れに乗っていると言えるでしょう。

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