はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
オープンワーク(4190)の基礎情報
今回ご紹介するのは、オープンワーク(4190)です。オープンワークは、社員による企業評価や口コミ情報を集めたプラットフォーム「OpenWork」を運営している企業です。求職者にとっては、企業のリアルな姿を知るための貴重な情報源となり、企業にとっては、採用活動におけるブランディングや魅力発信の場となっています。特に、企業の「透明性」を高めることに貢献しており、現代の働き方に合わせた新しい人材マッチングの形を提供していると言えるでしょう。
直近の営業日における主要な指標は以下の通りです。
- 最低投資金額 : 114,700円(1,147円/株)
- PBR : 3.47倍
- PER : 30.73倍
- 配当利回り : 0.00%
- 株主優待 : なし
- (2026年2月9日(月)時点)
ぽんぽん的な評価
〇 ぽんぽんは、買いたいぽん!
財務はとっても安定しているけど、今の株価はちょっと高めに見えるぽん。もうちょっと下がってきたら、じっくり検討したいぽん〜!
評価の理由
[評価の注目ポイント]
圧倒的な財務健全性と収益改善傾向は魅力的!ただ、成長期待からくる割高感があるから、株価の動向はじっくり見守りたいぽん!
A. 成長性 : 〇
オープンワークの成長性は、今後の労働市場の動向と密接に関わっています。提供されたデータでは具体的な成長率の数値は「0.0倍」と示されていますが、これは数値が未公表、あるいは特定の指標がフラットであることを示すもので、企業が成長していないという意味ではありません。
実際には、収益性に関する情報で「純利益率と営業利益率は前年同期比でおおむね改善し、直近も高い水準を維持しています。EPSは前年同期比で増加基調が続き、ばらつきは小さめです」とあり、着実に収益を伸ばしていることが伺えます。企業口コミサイトとしてのブランド力は高く、転職市場の活況や、企業文化・働き方の透明性を求める社会的なニーズは今後も高まるでしょう。これにより、オープンワークのサービス利用者はさらに増加する可能性を秘めていると考えられます。
また、米国のオハイオ州で始まった新しい雇用創出イニシアチブ「WorkOhio」に関するニュースも、労働市場の活性化や求職者支援の重要性を示唆しています。「Tressel shares information on workforce initiative – morningjournalnews.com」の記事によると、このイニシアチブは、求職プロセスを簡素化し、トレーニングプログラムや仕事の機会をオンラインで提供することで、求職と雇用のミスマッチ解消を目指しています。特に、MVMCの理事長であるマーク・ラモンチャ氏が「インターネットは非常に取引的になってしまった。応募しても、ボトルに入れてエリー湖の真ん中に投げ込んでいるような気分になる」と述べている点は注目に値します。
これは、現代のオンライン求職活動における課題、すなわち「人間的なつながりの欠如」や「情報の非対称性」を浮き彫りにしています。オープンワークが提供する企業口コミ情報は、まさにこの「情報の非対称性」を解消し、求職者に「人間的なつながり」に近いリアルな情報を提供することで、より良いマッチングを促進するものです。WorkOhioのような公的イニシアチブが示す方向性は、オープンワークの事業が持つ社会的意義や、今後の市場ニーズと合致していると言えるでしょう。このような市場環境の変化は、オープンワークの成長にとって追い風となる可能性を秘めていると私は見ています。
B. 割安性 : △
オープンワークの割安性を見てみると、PER(会社予想)が30.73倍、PBR(実績)が3.47倍となっています。成長企業の場合、PERやPBRが高くなる傾向はありますが、これらの数値は市場がオープンワークの今後の成長に大きな期待を寄せていることを示唆しています。特に、配当利回りが0.00%であるため、現状では株主への直接的な現金還元は行われていません。
企業の成長段階によっては、利益を再投資してさらなる事業拡大を目指す戦略を取ることはよくあります。そのため、配当がないことが一概に悪いとは言えませんが、インカムゲインを重視する投資家にとっては魅力が薄いかもしれません。また、PBRが3倍を超えていることから、企業の純資産に対して株価が割高に評価されていると見ることができます。市場の期待値が高い分、株価の変動には注意が必要かもしれませんね。
他の人材サービス企業と比較しても、例えば、盤石な財務と安定成長を続けるジェイエイシーリクルートメントや、収益改善傾向にあるクリエイトなど、人材業界には様々な企業があります。オープンワークは独自のビジネスモデルで差別化を図っていますが、投資判断においては、これらの指標と今後の成長見込みを総合的に判断することが大切です。
C. 安全性 : ◎
オープンワークの財務安全性は、非常に高く評価できます。自己資本比率(実績)はなんと89.2%と、一般的に望ましいとされる30%を大きく上回る高水準で推移しています。これは、会社の資産のほとんどが自己資金で賄われており、外部からの借入に依存する割合が極めて低いことを意味します。つまり、経済状況の変動や予期せぬ事態に対しても、非常に強い耐性を持っていると言えるでしょう。
また、収益性に関する情報でも「ROEとROAは一般的に望ましいとされる目安を上回っており、収益性は安定しています」とあります。高い自己資本比率と安定した収益性・効率性は、企業の財務基盤が盤石であることを明確に示しています。これは、長期的な視点で見ても、安心して投資を検討できるポイントの一つになるのではないでしょうか。


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