本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
中央発條(5992)ってどんな会社?
今回ご紹介するのは、中央発條(ちゅうおうはつじょう)です。愛知県に本社を構える同社は、自動車部品メーカーとして、特に「ばね」の分野で高い技術力を持つ企業として知られています。自動車のサスペンションに使われるコイルスプリングや、エンジン・トランスミッションの精密ばね、さらにはシート部品など、自動車の走行性能や安全性、快適性を支える重要な部品を多数手掛けています。
ばねは、自動車のあらゆる箇所で使われる基幹部品であり、その性能は車両全体の品質に直結します。中央発條は、長年にわたる技術の蓄積と開発力で、軽量化や高耐久性、高精度といった現代の自動車に求められるニーズに応え続けています。自動車産業は今、EV(電気自動車)化や自動運転技術の進化など、100年に一度と言われる大変革期を迎えていますが、同社もそうした変化に対応すべく、新たな素材や技術開発にも力を入れているようです。
直近の営業日における主要な指標は以下の通りです。
- 最低投資金額 : 347,000円(3,470円/株)
- PBR : 1.04倍
- PER : 7.61倍
- 配当利回り : 1.73%
- 株主優待 : なし
- (2026年2月6日(木)時点)
ぽんぽん的な評価
〇 ぽんぽんは、買いたいぽん!
財務の安定性と、割安感のある株価指標が魅力的ぽん!収益改善傾向も心強いぽんね〜。今すぐ買いたいぽん〜!
評価の理由
[評価の注目ポイント]
自動車産業の変革期を支えるばね技術に強み。安定した財務基盤と収益改善傾向、そして割安な株価指標が魅力的な銘柄ぽん!
A. 成長性 : 〇
中央発條の収益性は、近年改善傾向にあるようです。純利益率と営業利益率が前年同期比でおおむね上向いており、これは事業構造の改善や効率化が進んでいる証拠かもしれませんね。ROE(自己資本利益率)やROA(総資産利益率)は、一般的に望ましいとされる目安にはまだ届いていないものの、直近では安定した動きを見せています。特に、EPS(1株当たり利益)が前年同期比で増加する四半期が多いという点は、企業が着実に利益を積み上げていることを示しており、今後の成長への期待が高まります。EV化やCASEといった自動車産業の大きな流れの中で、ばねメーカーとしてどのような新技術や製品を投入していくのか、その動向が成長の鍵を握るでしょう。
B. 割安性 : ◎
株価の割安性という点では、非常に魅力的な水準にあると言えるでしょう。PER(株価収益率)は7.61倍、PBR(株価純資産倍率)は1.04倍と、どちらも市場平均と比較して割安感があります。特にPBRが1倍台というのは、企業の純資産価値と比較して株価が過小評価されている可能性を示唆しています。配当利回りも1.73%と、極めて高いわけではありませんが、安定した財務基盤と収益改善傾向を考慮すると、魅力的な水準だと感じられます。株主優待がない点は少し残念ですが、基本的な指標から見て、投資妙味は十分にあると評価できます。
C. 安全性 : ◎
財務の安全性に関しては、非常に安定していると評価できます。自己資本比率は53.7%と、一般的に望ましいとされる30%を大きく上回っており、これは企業の財務体質が非常に健全で、外部環境の変化にも強いことを示しています。有利子負債は増加傾向にありますが、前述の通りEPSが安定して増加していることを鑑みると、事業拡大のための投資が適切に行われていると見ることもできるでしょう。盤石な財務基盤は、長期的な視点での投資を考える上で、非常に重要な安心材料となりますね。この高い自己資本比率は、例えば朝日インテックや理想科学工業といった他の優良企業にも見られる特徴です。
グローバルサプライチェーンの動向と自動車部品メーカー
さて、中央発條のような自動車部品メーカーにとって、グローバルなサプライチェーンの安定性や効率性は非常に重要な要素となります。最近のニュースでは、インドの総合物流・サプライチェーンサービス会社であるGateway Distriparksが2026年第3四半期の決算を発表し、その中で純負債ゼロを達成したことや、各事業セグメントの動向が報じられました。
(参照: Gateway Distriparks Announces Q3 FY26 Results – Machine Maker)
このニュースは直接的に中央発條の業績に影響を与えるものではありませんが、物流企業の健全な成長は、自動車産業を含む製造業全体のサプライチェーンの安定に繋がります。特に、自動車部品は国境を越えて供給されることが多く、海上輸送や陸上輸送の効率性、そしてそれに伴うコストは、部品メーカーの収益に直結するからです。Gateway Distriparksがインドという成長市場で堅調な動きを見せていることは、アジア市場全体の物流インフラの底上げを示唆しており、中央発條のようなグローバルに事業を展開する企業にとっては、間接的にポジティブな要素となり得ます。
自動車産業は、原材料の調達から完成車の輸送に至るまで、複雑なサプライチェーンの上に成り立っています。近年は地政学リスクやパンデミックの影響でサプライチェーンの寸断が課題となることもありましたが、物流企業が安定した経営を続け、効率的なサービスを提供することは、中央発條が安定的に製品を供給し、グローバル市場での競争力を維持する上で不可欠です。今後も、このような物流インフラの動向には注目していく必要があるでしょう。


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