◎(58450)全保連 : 自己資本比率31.6%上昇と4.03%高配当、安定事業の収益改善に注目

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに

今回ご紹介するのは、家賃債務保証サービスを展開する全保連(5845)です。生活に欠かせない「住まい」を支えるこの事業は、安定した需要が見込めるのが特徴ですね。賃貸物件を借りる際に、連帯保証人の代わりに家賃の支払いを保証してくれるサービスで、不動産オーナー様、管理会社様、そして入居者様の双方にとって安心を提供しています。

直近の営業日における主要な指標は以下の通りです。

  • 最低投資金額 : 99,300円(993円/株)
  • PBR : 3.51倍
  • PER : 14.18倍
  • 配当利回り : 4.03%
  • 株主優待 : なし
  • (2026年1月26日(月)時点)

ぽんぽん的な評価

〇 ぽんぽんは、買いたいぽん!今すぐ買いたいぽん〜!安定した事業基盤と魅力的な配当利回りに期待しているぽん!

評価の理由

[評価の注目ポイント]

家賃債務保証という安定事業で収益性改善と高配当が魅力的!財務も堅実で、将来の成長にも期待できるぽん!

A. 成長性 : 〇

全保連の成長性について見ていきましょう。提供された情報によると、同社の純利益率は前年同期比で概ね上向きであり、直近もその勢いが続いているとのこと。また、営業利益率も前年同期比で持ち直し、四半期推移でもやや強い動きを見せています。さらに、EPS(1株当たり利益)も前年同期比で伸びが見られ、四半期ごとの振れも小さめで安定感があります。

家賃債務保証市場は、少子高齢化や非正規雇用の増加など社会構造の変化に伴い、連帯保証人を見つけるのが難しい方が増えていることから、今後も安定的な需要が見込まれる分野です。この社会的なニーズを背景に、全保連は着実に事業を拡大し、収益を伸ばしていると評価できますね。

B. 割安性 : 〇

次に、割安性の観点です。現在のPERは14.18倍、配当利回りは4.03%となっています。PERは一般的な水準と比較しても決して割高とは言えず、むしろ成長性や安定性を考慮すると妥当な範囲内にあると感じられます。そして、何よりも目を引くのが4.03%という高い配当利回りです。現在の低金利環境下では、これだけの利回りを提供している銘柄は非常に魅力的と言えるでしょう。

一方で、PBRは3.51倍と、純資産に対して株価がやや高めに見えるかもしれません。しかし、これは同社が持つ無形資産、例えば顧客基盤や保証ノウハウ、ブランド力などが評価されている可能性も考えられます。高いROE(自己資本利益率)27.13%を維持していることからも、効率的な経営で株主価値を高めていることが伺えますね。

C. 安全性 : ◎

最後に、財務の安全性についてです。全保連の財務は非常に安定していると評価できます。自己資本比率は31.6%で、前年同期比で上昇しており、一般的に望ましいとされる30%に近づいています。これは、会社の財務基盤が着実に強化されていることを示しています。また、有利子負債も減少基調にあり、財務の重さが和らいでいる点は好材料です。有利子負債が少ないということは、金利変動リスクにも強く、経営の自由度が高いことを意味します。

収益性、安定性ともに良好な水準を保っており、財務面での心配は少ないと言えるでしょう。このような堅実な財務体質は、長期的な視点で投資を検討する上で非常に重要なポイントとなります。

家賃債務保証事業と保険業界の動向

全保連の事業は、賃貸物件における「保証」という側面で、保険業界と密接な関連性があります。保証事業は、リスクを評価し、そのリスクに対する対価として保証料を受け取るという点で、保険と共通するビジネスモデルを持っています。そのため、保険業界の動向は、全保連の事業戦略にも間接的に影響を与える可能性があります。

ここで、最近の保険業界のニュースに目を向けてみましょう。2026年1月26日付のInsurance Times誌では、「The Fidelis Partnership appoints Mark Khan as new head of broker relationships」という記事が報じられました。この記事は、保険ブローカーとの関係強化が業界内で重要視されていることを示唆しています。Fidelis Partnershipという企業が、ブローカーとの関係を統括する新たな責任者を任命したという内容です。これは、保険会社がブローカーを通じて顧客との接点を増やし、より質の高いサービスを提供しようとする動きの一環と見ることができます。

全保連のような保証事業においても、この「ブローカーとの関係強化」という視点は非常に重要です。全保連の顧客は、直接の入居者だけでなく、彼らと接点を持つ不動産会社や賃貸管理会社が主要なパートナーとなります。これらのパートナー企業は、ある意味で保証サービスを提供する上での「ブローカー」のような役割を担っていると言えるでしょう。不動産会社や賃貸管理会社との強固な信頼関係を築き、密な連携を取ることは、新たな顧客獲得だけでなく、サービス品質の向上、ひいては事業拡大に直結します。

保険業界がブローカーとの関係を深めることで市場シェアの拡大や顧客満足度の向上を目指すように、全保連も不動産関連企業とのパートナーシップをさらに強化していくことで、競争優位性を確立し、持続的な成長を実現していくことが期待されます。このような業界のトレンドを捉え、戦略的にパートナーシップを構築していくことが、今後の全保連の成長を左右する鍵となるかもしれませんね。

財務の安定性や収益改善のトレンドを持つ企業への注目は、投資戦略において重要な要素です。例えば、過去には自己資本比率68.9%の盤石財務、3.33%高配当と収益改善に注目される三陽商会や、89.2%盤石財務と5.38%高配当、管理部門・士業特化の強みを持つMS−Japanといった企業もご紹介してきました。全保連もまた、安定した事業基盤と財務健全性を持ちながら、魅力的な配当を提供する企業として、長期的な視点での検討に値すると私は考えています。

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