本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
はじめに
今回ご紹介するのは、ITサービス業界で活躍するビーブレイクシステムズ(証券コード:3986)です。企業向けのクラウドERP「MA-EYES」の開発・提供を主軸に、システム開発やDX(デジタルトランスフォーメーション)支援を手掛けている企業ですね。特に、プロジェクト管理に強みを持つERPシステムは、多くの企業の業務効率化に貢献しています。
直近の営業日(2026年1月19日(月))における主要な指標を見てみましょう。
- 最低投資金額 : 48,000円(480円/株)
- PBR : 1.29倍
- PER : 19.92倍
- 配当利回り : 2.08%
- 株主優待 : なし
- (2026年1月19日(月)時点)
ぽんぽん的な評価
△ ぽんぽんは、収益性改善の兆しが見えるまで様子見したいぽん〜!
評価の理由
[評価の注目ポイント]
盤石な財務基盤は魅力だけど、収益性の悪化と成長の鈍化が気になっちゃうぽん!DX需要の取り込みに期待したいぽん!
ここからは、3つの観点からビーブレイクシステムズを詳しく見ていきましょう。
A. 成長性 : △
過去数年の売上や利益の推移を見ると、残念ながら収益性は悪化傾向にあり、EPS(1株当たり利益)も前年同期比で低下が続いています。ITサービス業界全体ではDX需要が引き続き高い状況にありますが、同社の成長に直接結びついているとは言い難い状況が見受けられます。新しいソリューションの投入や市場開拓の動きに期待したいところですね。
B. 割安性 : 〇
PER(株価収益率)は19.92倍、PBR(株価純資産倍率)は1.29倍と、ITサービス企業としては極端な割高感があるわけではありません。配当利回りも2.08%と、現在の低金利環境下では一定水準を保っており、安定した配当を重視する投資家の方にとっては魅力となり得るかもしれません。ただし、収益性の現状を考慮すると、さらなる株価上昇のためには収益改善が不可欠と言えそうです。
C. 安全性 : ◎
自己資本比率は74.8%と非常に高く、財務健全性は盤石と言えるでしょう。これは、事業環境の変化や予期せぬ経済変動にも耐えうる、非常に強固な財務基盤を持っていることを示しています。有利子負債も少なく、安心して事業運営を続けられる体制が整っている点は、長期的な視点で見ても大きな強みとなります。
DX推進における人材育成の重要性とビーブレイクシステムズの役割
ビーブレイクシステムズの事業の中核をなすのは、企業のDX支援やシステム開発です。現代のビジネス環境において、DXは企業の競争力を左右する重要な要素となっていますが、その成功には技術導入だけでなく、それを使いこなす「人材」の育成が不可欠であるという認識が広がっています。
最近のニュースでも、この点が強調されています。2026年1月19日付のBetaNewsの記事「AI investments fall short without workforce training, new Pearson study finds」(AIへの投資は、従業員訓練がなければ不十分であると、ピアソンの新しい調査が発見)が報じました。この調査結果は、多くの企業がAI技術に多額の投資をしているものの、その技術を最大限に活用するための従業員への適切なトレーニングが不足している現状を浮き彫りにしています。
ビーブレイクシステムズのような企業にとって、このトレンドは大きなビジネスチャンスとなり得ます。単にクラウドERP「MA-EYES」を提供するだけでなく、その導入から運用、そして従業員がシステムを使いこなし、データに基づいた意思決定を行えるようになるまでの包括的な支援が求められるようになるからです。例えば、ERPシステムを通じて得られるデータを分析し、業務改善に繋げるためのコンサルティングや、AI連携機能の活用方法に関するトレーニングプログラムの提供などが考えられます。
AIやDXの導入が進む中で、企業が直面する人材育成の課題は、ビーブレイクシステムズが提供するソリューションやコンサルティングの需要をさらに高める可能性を秘めています。同社がこの課題にどのように対応し、顧客企業へより深い価値を提供していけるかが、今後の成長を左右する重要なポイントとなるでしょう。例えば、AI関連では、AI insideのようなAI-OCR技術を持つ企業や、DX支援ではRidge-iのようなAI/DXコンサルティングを手掛ける企業との連携も、新たな価値創造のヒントになるかもしれませんね。
単なるシステム提供にとどまらず、顧客企業の「人」の成長まで見据えたサービス展開ができれば、収益性の改善にも繋がるのではないでしょうか。今後の戦略に注目していきたいですね。


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