本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
はじめに
皆さん、こんにちは!今回は、電力制御・監視システムの分野で堅実な技術力を持つ寺崎電気産業(6651)について、ぽんぽんアナリストが詳しくご紹介します。
寺崎電気産業は、船舶用・産業用配電制御システムやブレーカーの製造・販売を主力とする企業です。特に船舶用配電制御システムでは高いシェアを誇り、世界中の船舶の安全運航を支えています。また、工場やプラント向けの産業用システムも手掛け、社会インフラの安定稼働に貢献しているんですよ。
ニッチな分野で確固たる地位を築き、安定した事業基盤を持つ同社の魅力に迫っていきましょう。
銘柄の基礎情報
直近の営業日(2026年1月9日時点)における寺崎電気産業の主要な指標は以下の通りです。
- 最低投資金額 : 467,000円(4,670円/株)
- PBR : 1.13倍
- PER : 14.63倍
- 配当利回り : 0.92%
- 株主優待 : なし
- (2026年1月9日(金)時点)
その他の指標も見てみましょう。
- 前日終値 : 4,670円(2026/01/08)
- 始値 : 4,700円(2026/01/09)
- 高値 : 4,700円(2026/01/09)
- 安値 : 4,600円(2026/01/09)
- 出来高 : 40,900株(2026/01/09)
- 時価総額 : 60,850百万円(2026/01/09)
- 発行済株式数 : 13,030,000株(2026/01/09)
- 1株配当(会社予想) : 43.00円(2026/03期)
- EPS(会社予想) : 319.29円(2026/03期)
- BPS(実績) : 4,140.28円
- ROE(実績) : 9.06%
- 自己資本比率(実績) : 69.6%
- 年初来高値 : 5,370円(2025/10/29)
- 年初来安値 : 1,597円(2025/04/07)
ぽんぽん的な評価
〇 ぽんぽんは、買いたいぽん!
盤石な財務と安定した収益性改善は魅力的ぽん。船舶・産業用電力制御のニッチトップ企業として、堅実な成長に期待して、少しずつ買い増しを検討したいぽん~!
評価の理由
[評価の注目ポイント] 盤石な財務基盤と収益改善トレンドが魅力!船舶・産業用電力制御のニッチトップ企業として堅実な成長に期待ぽん!
A. 成長性 : ○
寺崎電気産業は、船舶や産業用設備に不可欠な電力制御・監視システムを提供しており、その専門性と技術力は高く評価されています。過去数年のEPS(1株あたり利益)は増加傾向にあり、収益性も改善が見られます。これは、同社が特定のニッチ市場で強固な地位を築いている証拠と言えるでしょう。
特に、エネルギー分野における自動化ニーズの高まりは、同社にとって大きな追い風となる可能性があります。例えば、Finimizeの記事「ATS Is Betting On Life Sciences And Energy To Keep Its Automation Engine Running」では、ATS社がライフサイエンスとエネルギー分野への投資を強化し、自動化エンジンを維持しようとしていることが報じられています。これは、産業界全体でエネルギー効率化や自動化への関心が高まっていることを示唆しており、寺崎電気産業の産業用配電制御システムや電力監視技術への需要を押し上げる要因となり得ます。
同社の製品は、船舶の安全運航や工場の安定稼働に直結するため、景気変動の影響を受けにくい安定した需要が見込めます。また、環境規制の強化や省エネ意識の高まりは、より高効率で信頼性の高い電力制御システムへのニーズを加速させるでしょう。このように、寺崎電気産業は、専門技術を活かしながら、社会の変化に対応し、着実に成長していくポテンシャルを秘めているとぽんぽんは考えます。
B. 割安性 : △
寺崎電気産業のPERは14.63倍、PBRは1.13倍となっています。これらの数値は、極端な割安感を示すものではありませんが、企業の安定性や収益改善のトレンド、そしてニッチ市場での高い競争力を考慮すると、妥当な水準であると評価できます。特にPBRが1倍をわずかに超える程度であり、過度な割高感はないと言えるでしょう。
配当利回りは0.92%と、特別に高い水準ではありませんが、安定した事業基盤を持つ企業として、今後も堅実な配当が期待できる可能性があります。株主優待は設定されていませんが、安定配当と企業価値の向上を通じて、株主への還元を図っていると考えられます。
投資判断においては、単にPBRやPERといった数値だけでなく、企業の持つ技術力や市場でのポジション、将来の成長戦略なども総合的に判断することが重要です。寺崎電気産業の場合、その安定性と専門性が、数値以上の価値を持つと見ることもできるでしょう。他の安定財務銘柄と比較する際には、例えば「〇(4547)キッセイ薬品工業 : PBR0.94倍と85.6%盤石財務、安定収益性」のようなPBR1倍割れの銘柄も参考にしながら、ご自身の投資基準と照らし合わせて検討することをおすすめします。
C. 安全性 : ◎
寺崎電気産業の財務の安全性は非常に高く、投資家にとって大きな魅力の一つです。自己資本比率はなんと69.6%と、一般的に優良とされる30%を大きく上回る高水準を維持しています。これは、会社の経営基盤が非常に盤石であることを示しており、外部からの借入に頼ることなく、自社の資金で事業を運営できる体力が十分にあることを意味します。
有利子負債も減少傾向にあり、財務の健全性はさらに高まっています。このような強固な財務体質は、景気変動や予期せぬ経済ショックに対しても、企業が安定して事業を継続できる強い耐性を持っていることを示唆しています。また、EPS(1株あたり利益)も前年同期比で増加しつつ、四半期ごとの振れが小さめであることから、収益の安定性も兼ね備えていることがわかります。
高い自己資本比率は、M&Aや設備投資など、将来の成長に向けた戦略的な投資を行う上でも、柔軟な対応を可能にします。安心して長期的な視点で投資を検討できる、まさに「盤石」と呼べる財務基盤を持つ企業と言えるでしょう。自己資本比率の高さは、例えば「〇(7940)ウェーブロックホールディングス : PBR0.69倍の割安感と自己資本比率56.9%の盤石財務、収益性改善に期待」のような銘柄でも注目されるポイントです。


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