◎(7806)プリントネット : PBR0.80倍・PER8.94倍の割安感、堅実財務・収益改善

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

プリントネット(7806)ってどんな会社?

プリントネット(7806)は、インターネットを活用した印刷通販サービスを主力事業としている企業です。皆さんが普段目にする名刺やチラシ、パンフレット、ポスターといった商業印刷物を、オンラインで手軽に注文できるサービスを提供しています。IT技術を駆使して印刷工程を効率化し、高品質な印刷物をリーズナブルな価格で提供することで、多くの企業や個人事業主から支持を集めています。

デジタル化が進む現代において、印刷業界も大きな変革期を迎えています。プリントネットは、この変化を捉え、オンラインプラットフォームを通じて印刷物の受発注から製造、配送までを一貫して管理。これにより、従来の印刷会社に比べて大幅なコスト削減と短納期を実現しています。特に、中小企業やスタートアップ企業にとっては、必要な時に必要なだけ印刷物を調達できる利便性が大きな魅力となっています。

プリントネットの主要な指標を見てみよう!

直近の営業日における主要な指標は以下の通りです。(2026年1月6日(火)時点)

  • 最低投資金額 : 69,000円(690円/株)
  • PBR : 0.80倍
  • PER : 8.94倍
  • 配当利回り : 1.88%
  • 株主優待 : なし
  • 前日終値: 683円 (01/05)
  • 始値: 682円 (09:00)
  • 高値: 692円 (15:22)
  • 安値: 682円 (09:00)
  • 出来高: 14,800株 (15:30)
  • 売買代金: 10,173千円 (15:30)
  • 時価総額: 3,768百万円 (15:30)
  • 発行済株式数: 5,460,400株 (01/06)
  • 1株配当(会社予想): 13.00円 (2026/08)
  • EPS(会社予想): 77.14 (2026/08)
  • BPS(実績): 861.15
  • ROE(実績): 10.90%
  • 自己資本比率(実績): 55.6%
  • 年初来高値: 771円 (25/08/15)
  • 年初来安値: 580円 (25/01/09)
  • 信用買残: 43,700株 (12/26)
  • 信用売残: 1,300株 (12/26)
  • 信用倍率: 33.62倍 (12/26)

ぽんぽん的な評価

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評価の理由

[評価の注目ポイント] PBR1倍割れ、PER10倍割れの割安感と、堅実な財務基盤、収益改善傾向が魅力的なぽん!

A. 成長性 : 〇

プリントネットの成長性については、提供されたデータからは具体的な売上高や利益の過去数年の推移を詳細に追うことはできませんが、「収益性:改善傾向です。純利益率と営業利益率は前年同期比で持ち直し、直近もおおむね安定です。」とあります。これは、少なくとも足元の収益状況が改善しており、安定していることを示唆しています。オンライン印刷市場自体は、ビジネスのデジタル化やコスト削減ニーズの高まりを背景に、今後も一定の需要が見込まれる分野です。

また、ITを駆使した効率的なビジネスモデルは、競合との差別化要因となり、市場での競争力を維持する上で強みとなるでしょう。新たな技術導入やサービス拡充によって、さらなる成長の余地もあると考えられます。一方で、「成長性:0.0倍」という記述は、現時点で爆発的な成長を期待する段階ではない可能性も示唆しています。しかし、堅実な収益改善が見られる点を評価し、今回は「〇」としました。

B. 割安性 : ◎

プリントネットの割安性は非常に魅力的だと感じています。まず、PBR(株価純資産倍率)が0.80倍と、純資産に対して株価が割安な水準にあります。一般的にPBR1倍割れは、企業が持つ純資産を株価が下回っている状態を示し、割安と判断されることが多いです。次に、PER(株価収益率)も8.94倍と、収益力に対して株価が低く評価されていることを示しています。同業他社や市場平均と比較しても、このPERはかなり割安な水準と言えるでしょう。

さらに、配当利回りが1.88%と、極端に高いわけではありませんが、安定した配当を継続している点は評価できます。株主優待の記載はありませんが、PBRとPERの数値から見ても、現在の株価は企業の価値に対して割安感があると言えるでしょう。このような財務指標は、投資家にとって魅力的なポイントとなり得ます。過去の記事でもPBRが割安な銘柄として、例えば和弘食品(2814)ウェーブロックホールディングス(7940)などを紹介しましたが、プリントネットも同様に割安感のある銘柄として注目に値します。

C. 安全性 : ◎

プリントネットの安全性は非常に高く、安心して見守れるポイントだと評価しています。自己資本比率は55.6%と、非常に健全な水準を保っています。これは、会社の資産の半分以上が自己資金で賄われており、外部からの借入に依存しない安定した経営基盤があることを意味します。一般的に自己資本比率が30%を超えると安全性が高いとされますので、プリントネットの数値はそれを大きく上回っています。

提供された情報にも「安定性:安定しています。自己資本比率は一般的に望ましいとされる30%を上回り、前年同期比で上昇しています。有利子負債は減少傾向です。EPSは前年同期比で増加しており、振れはあるものの落ち着いています。」と明記されており、財務の健全性が盤石であることがうかがえます。有利子負債の減少傾向も、財務体質の強化を示しており、不測の事態にも耐えうる強さを持っていると言えるでしょう。

印刷業界の未来とプリントネットの立ち位置

さて、ここからは少し視点を変えて、印刷業界全体の動向とプリントネットの立ち位置について考えてみましょう。2026年1月6日のFinancial Timesの記事「Epson Introduces New Photo Printer Designed to Inspire Creatives, Hobbyists and Families」では、エプソンが家庭向けの写真プリンターの新製品を発表したと報じられています。これは一見、商業印刷とは直接関係ないように思えるかもしれません。

しかし、このニュースは、デジタル技術の進化が印刷の「身近さ」と「品質」を同時に高めていることを示唆しています。家庭用プリンターの性能向上は、個人が手軽に高品質な印刷物を作成できる環境を広げます。これは、プロフェッショナルな商業印刷の需要がなくなることを意味するのではなく、むしろ、より専門的で付加価値の高い印刷物へのニーズが高まる可能性を秘めていると私は考えます。

プリントネットのようなオンライン印刷サービスは、まさにこの「専門性と効率性」を追求するビジネスモデルです。個人では難しい大量印刷や特殊加工、プロフェッショナルな色彩管理などを、ITの力で効率的に提供することで、顧客の多様なニーズに応えています。エプソンのようなプリンターメーカーの技術革新は、印刷業界全体の技術レベルを引き上げ、最終的にはプリントネットが提供するサービスの質や効率性にも間接的に影響を与える可能性があります。例えば、より高品質なデータ入稿が一般化したり、新しい印刷表現が求められたりするかもしれません。

プリントネットは、このような技術進化と市場の変化に柔軟に対応し、オンライン印刷のパイオニアとしての地位を確立していくことが、今後の成長の鍵となるでしょう。効率的な生産体制と堅実な財務基盤を強みに、デジタル化の波を乗りこなし、新たな印刷需要を創造していくことに期待が持てます。

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