〇(9145)ビーイングホールディングス : 物流DX推進で高ROE21.10%、自己資本比率39.0%

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに

今日は、物流業界の縁の下の力持ちとして、私たちの生活を支えているビーイングホールディングス(9145)についてご紹介したいと思います。物流と聞くと、トラックや倉庫をイメージする方も多いかもしれませんが、実はその裏側には高度な情報システムや効率化のノウハウが詰まっています。ビーイングホールディングスは、まさにその総合物流サービスを提供し、顧客企業のサプライチェーンを最適化する事業を展開しているんですよ。

同社は、運送、倉庫、構内作業といった物理的な物流サービスはもちろんのこと、物流情報システムの開発・提供、さらには物流人材の派遣まで、幅広いソリューションを一貫して手掛けています。これにより、顧客企業は物流に関するあらゆる課題をワンストップで解決できるのが大きな強みとなっています。特に近年は、労働力不足やEC市場の拡大に伴い、物流の効率化やDX(デジタルトランスフォーメーション)のニーズがますます高まっており、ビーイングホールディングスのような総合物流企業への期待は大きいと言えるでしょう。

銘柄の基礎情報

それでは、直近の営業日における主要な指標を見てみましょう。(2026年1月14日(水)時点)

  • 最低投資金額 : 89,600円(896円/株)
  • PBR : 2.77倍
  • PER : 14.40倍
  • 配当利回り : 1.34%
  • 株主優待 : なし
  • 1株配当(会社予想): 12.00円(2025/12)
  • 自己資本比率: 39.0%
  • ROE: 21.10%

ぽんぽん的な評価

〇 ぽんぽんは、買いたいぽん! 物流DXの成長性と安定した財務基盤に期待したいぽん〜!

評価の理由

[評価の注目ポイント] 物流DXを推進し、収益性と財務の安定性が魅力的な企業ぽん!

A. 成長性 : 〇

ビーイングホールディングスの成長性は、日本の物流業界が抱える構造的な課題と、それに対応する同社のソリューションに深く根ざしています。人手不足の深刻化や、EC(電子商取引)市場の爆発的な拡大は、企業にとって物流コストの増加や配送品質の維持といった大きな課題となっています。このような状況下で、ビーイングホールディングスが提供する総合物流サービス、特に情報システムを活用した効率化提案は、顧客企業にとって非常に価値の高いものと言えるでしょう。

同社は、単にモノを運ぶだけでなく、倉庫管理システム(WMS)や輸配送管理システム(TMS)といったITソリューションを自社で開発・運用することで、物流プロセス全体の最適化を図っています。これにより、在庫の適正化、配送ルートの効率化、作業の省人化などを実現し、顧客企業のコスト削減とサービス品質向上に貢献しているのです。こうしたDX(デジタルトランスフォーメーション)への積極的な取り組みは、今後の物流業界のトレンドを捉えたものであり、持続的な成長の原動力になると考えられます。

実際、物流業界におけるITソリューションの需要は高まっており、例えばBCC株式会社のプレスリリース「システム専任担当者不在でも実現した拠点間ネットワークの安定運用― マネージドサービス「BCC managed cross」活用事例 ―」(2026年1月13日)でも、システム専任担当者がいない企業でもマネージドサービスを活用してネットワークの安定運用を実現した事例が紹介されています。これは、物流企業が直面するITインフラの課題を外部サービスで補完するニーズがあることを示しており、ビーイングホールディングスが提供する情報システムやコンサルティングサービスが、中小企業から大企業まで幅広い顧客層に響く可能性を秘めていると言えるでしょう。

過去数年の具体的な売上や利益の推移は手元のデータにはありませんが、収益性が「改善傾向」にあり、純利益率と営業利益率が前年同期比で持ち上がっているという情報は、同社の事業が着実に成果を上げていることを示唆しています。また、ROE(自己資本利益率)が21.10%と非常に高い水準にあることも、効率的な経営によって株主価値を創造している証拠と言えるでしょう。物流業界の変革期において、ビーイングホールディングスのDX推進力は、今後のさらなる成長を期待させる要因となりそうです。
物流業界のDXについては、AI-OCRでDX推進するAI insideや、金融DXを推進するニーズウェルなどの企業も注目されていますね。

B. 割安性 : 〇

ビーイングホールディングスの割安性を見てみると、PER(株価収益率)は14.40倍、PBR(株価純資産倍率)は2.77倍となっています。PER14.40倍は、一般的な市場平均と比較しても極端に割高という水準ではなく、同社の安定した収益性と成長性を考慮すれば妥当な範囲内と見ることができます。むしろ、収益改善傾向にあることを考えると、割安感を感じる投資家もいるかもしれません。

一方、PBR2.77倍は、企業の純資産に対して株価が約2.77倍であることを示しており、一見するとやや割高に映るかもしれません。しかし、ここで注目すべきはROE(自己資本利益率)が21.10%と非常に高い水準にある点です。ROEは、株主から預かった資本をどれだけ効率的に利益に結びつけているかを示す指標であり、一般的に高いほど優良企業とされます。ビーイングホールディングスは、このROEが非常に高いため、PBRが2倍を超えていても、その高い収益性によって株主価値を効率的に創造していると評価できます。つまり、高いPBRは、企業が稼ぐ力に対する市場の期待の表れとも解釈できるわけです。

配当利回りは1.34%と、突出して高いわけではありませんが、安定した事業基盤と収益改善傾向を考慮すれば、今後も安定的な配当が期待できる可能性があります。総合的に見ると、PBRは高めですが、その背景にある高い収益性と成長性を考慮すれば、決して割高とは言い切れない、むしろ魅力的な水準にあると言えるでしょう。

C. 安全性 : ◎

企業の財務健全性を示す安全性は、投資判断において非常に重要な要素です。ビーイングホールディングスの場合、この安全性については非常に高い評価ができます。自己資本比率は39.0%と、一般的に望ましいとされる30%を大きく上回っており、さらに前年同期比で上向き傾向にあるとのこと。これは、企業が外部からの借入に過度に依存せず、自社の資本で事業を安定的に運営できる体力があることを示しています。

有利子負債についても「概ね横ばい」という情報があり、過度な借入に走らず、堅実な財務戦略を維持していることが伺えます。これは、急な景気変動や市場環境の変化にも耐えうる強固な財務基盤を持っていると言えるでしょう。また、ROA(総資産利益率)も一般的に望ましいとされる5%を上回っているとのこと。これは、総資産を効率的に活用して利益を生み出している証拠であり、企業の資産運用能力の高さを示しています。

EPS(1株当たり利益)も前年同期比で増加基調にあり、企業が生み出す利益が着実に株主価値に還元されていることも好材料です。これらの指標から、ビーイングホールディングスは非常に安定した財務状況にあり、安心して投資を検討できる企業の一つであると評価できます。物流業界は景気変動の影響を受けやすい側面もありますが、同社の強固な財務体質は、そうしたリスクを吸収する上で大きな強みとなるでしょう。

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