〇(5915)駒井ハルテック : PBR0.29倍の資産価値評価:橋梁・鉄骨技術の基盤

銘柄紹介

はじめに

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

1. 銘柄の基礎情報

今回ご紹介するのは、日本のインフラを支える「橋梁」と「鉄骨」のスペシャリスト、駒井ハルテック(5915)です。同社は、100年以上の歴史を持つ駒井鉄工とハルテックが合併して誕生した企業で、大型橋梁の架設や超高層ビルの鉄骨製作において国内屈指の技術力を誇ります。まさに「地図に残る仕事」を支える、縁の下の力持ち的存在ですね。

最近では、再生可能エネルギー分野にも力を入れており、風力発電用のタワー製作など、脱炭素社会に向けた取り組みも注目されています。直近の指標は以下の通りです。

最低投資金額 : 210,900円(2,109円/株 ※3/6安値ベース)
PBR : 0.29倍
PER : 54.58倍
配当利回り : 3.32%
株主優待 : なし
(2026年3月6日時点)

2. ぽんぽん的な評価

〇 ぽんぽんは、買いたいぽん!

PBR0.29倍という驚異的な割安放置っぷりは、見逃せないぽん〜!資産価値に対して株価が安すぎるから、2,000円台前半なら少しずつ拾っておきたいぽん。ただ、利益の振れ幅が大きいから、一気に買うよりは押し目を狙いたいぽん〜!

3. 評価の理由

[評価の注目ポイント]
解散価値を大幅に下回るPBR0.29倍という圧倒的な割安感です。1株あたりの純資産(BPS)が7,367円もあるのに、株価が2,100円台なのは、中長期的な見直し買いが期待できる水準と言えます。

A. 成長性 : △
収益性は改善傾向にありますが、四半期ごとの利益の振れが大きく、安定感には欠けます。2026年3月期の予想EPSは38.64円と、過去の推移を見てもまだ「回復途上」という印象。ただ、都市再開発や老朽化したインフラの補修需要は底堅く、風力発電関連などの新分野が軌道に乗れば、もう一段の成長が期待できます。

B. 割安性 : ◎
文句なしの◎です。PBR0.29倍は、会社を今すぐ解散して資産を分け合えば、投資額の3倍以上が戻ってくる計算になるほどの超割安水準です。配当利回りも3%を超えており、バリュー株投資家にとっては非常に魅力的な数字になっています。

C. 安全性 : 〇
自己資本比率は45.9%と、製造・建設業としては十分な水準を維持しています。有利子負債が直近でやや増加傾向にある点は注意が必要ですが、BPS(1株純資産)の厚みを考えれば、財務的なリスクは低いと判断できます。

ここで、最近のインフラ・建設業界の盛り上がりを感じさせるニュースをご紹介します。2026年3月6日、東京・銀座に「1 Hotel Tokyo」が開業しました。
持続性とラグジュアリー、躍動と静寂、2つの要素が調和する1 Hotel Tokyoが開業

この記事では、サステナビリティとラグジュアリーを融合させた新しいホテルの誕生が報じられています。こうした洗練された都市開発の裏側には、必ずと言っていいほど複雑な構造を支える高度な鉄骨技術が必要です。駒井ハルテックが得意とする超高層ビル向けの鉄骨製作は、こうした最先端の建築需要と密接に関わっています。都市が新しく生まれ変わるたびに、同社の技術がどこかで使われていると考えると、投資のロマンを感じますね。

また、同じ建設資材やインフラ関連で、割安感のある銘柄としては岡部(59590)なども参考になります。あわせてチェックしてみると、業界全体の割安放置具合がよくわかるかもしれません。
◯(59590)岡部 : PBR0.6倍台の割安と国内シェア9割の安定性

駒井ハルテックは、派手さこそありませんが、日本の国土を物理的に支える「硬派な企業」です。PERの高さは足元の利益の低さを反映していますが、資産価値という「守り」が非常に固いため、じっくりと株価の見直しを待てる忍耐強い投資家に向いている銘柄と言えるでしょう。

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