〇(53370)ダントーホールディングス : 自己資本比率69.8%盤石財務、収益回復途上と再生エネ事業に注目

銘柄紹介

はじめに

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

ダントーホールディングス(3722)ってどんな会社?

今回ご紹介するのは、ダントーホールディングス(3722)です。この会社は、主にタイル事業を展開しており、住宅や商業施設、公共施設など、様々な建物の内外装を彩るタイルを提供しています。皆さんの身の回りでも、ダントーホールディングスのタイルが使われているかもしれませんね。

タイル事業の他にも、不動産事業や再生可能エネルギー事業など、多角的に事業を展開しているのが特徴です。特にタイルは、そのデザイン性や耐久性から、建築物の価値を高める重要な建材として、長年にわたり需要があります。伝統的な技術と革新的なデザインを融合させながら、日本の建築文化を支えている企業と言えるでしょう。

直近の主要指標(2026年1月26日(月)時点)

  • 最低投資金額 : 53,600円(536円/株)
  • PBR : 2.05倍
  • PER : 16.37倍
  • 配当利回り : 0.00%
  • 株主優待 : なし

ぽんぽん的な評価

〇 ぽんぽんは、買いたいぽん!盤石な財務基盤は魅力的だけど、もう少し収益の安定と成長が見えてきたら、本格的に検討したいぽん〜!

評価の理由

[評価の注目ポイント] 盤石な財務基盤で安全性は◎!収益は回復途上なので、今後の成長戦略に注目したいぽん!

A. 成長性 : △

ダントーホールディングスの成長性については、現在回復途上といった印象です。過去数年の純利益率は、一時的なマイナスから大きくプラスへと回復しており、直近もその水準を維持しています。これは素晴らしい兆候と言えるでしょう。しかし、営業利益率はまだマイナス圏にあり、本格的な収益力改善にはもう少し時間がかかりそうです。

提供されたデータでは成長率が0.0倍と示されており、力強い成長トレンドが明確に見えているわけではありません。ROE(自己資本利益率)やROA(総資産利益率)も一般的に望ましいとされる水準を下回っており、資本を効率的に活用して利益を生み出す力がまだ弱い点が課題として挙げられます。今後の事業戦略や市場環境の変化が、どのように成長を加速させるか、引き続き注視していく必要がありますね。

B. 割安性 : △

割安性の観点では、PER(株価収益率)が16.37倍と、市場全体と比較しても極端に割高というわけではありません。しかし、PBR(株価純資産倍率)が2.05倍というのは、企業の純資産に対して株価が2倍以上評価されていることになり、一般的には割安とは言いにくい水準です。特に、自己資本比率が高い一方でROEが低い現状を考えると、資本効率の改善がPBR評価の鍵となりそうです。

また、配当利回りが0.00%である点も、インカムゲインを重視する投資家にとっては魅力に欠けるかもしれません。株主優待も現在のところ設定されていないため、株主還元という点では物足りなさを感じる方もいるでしょう。今後の収益改善や財務体質の安定化が進む中で、株主還元策の見直しが行われるかどうかも、投資判断の重要な要素となりそうです。

C. 安全性 : ◎

ダントーホールディングスの最大の魅力は、その盤石な財務安全性にあると言えるでしょう。自己資本比率はなんと69.8%と非常に高く、一般的に優良とされる30%を大きく上回っています。これは、借入金に頼らず、自社の資本で経営基盤をしっかりと築いている証拠であり、外部環境の変化にも強い安定した企業体質を示しています。

有利子負債も前年同期比でおおむね横ばいかやや減少傾向にあり、過度な借入に依存していないことがうかがえます。EPS(1株あたり利益)もマイナスからプラスに転じるなど、利益創出能力も持ち直している状況です。このような高い財務健全性は、長期的な視点で安心して投資を検討できる大きな強みとなります。例えば、同じく高い自己資本比率を誇る企業として、過去にロンシール工業(4224)ジェイテックコーポレーション(3446)などもご紹介しましたが、ダントーホールディングスもそれに匹敵する安定性を持っていると言えるでしょう。

環境意識の高まりと建材業界の未来

さて、建材業界に身を置くダントーホールディングスにとって、近年特に注目すべきは環境意識の高まりです。世界中でサステナビリティへの関心が高まる中、建材にも環境負荷の低減や省エネルギー性能が求められるようになっています。このトレンドは、ダントーホールディングスの今後の事業戦略にも大きな影響を与える可能性があります。

ここで、少し視野を広げて、海外のニュースにも目を向けてみましょう。2026年1月26日付のReutersの報道によると、「European nations reinforce wind power commitment with 100 GW pledge」というニュースがありました。これは、ヨーロッパ諸国が風力発電の導入目標を大幅に引き上げ、2030年までに洋上風力発電容量を100ギガワットに増やすことを約束したというものです。(参照元:TradingView)

このニュースは直接的にダントーホールディングスのタイル事業に影響するものではありませんが、再生可能エネルギーへの投資が世界的に加速していることを示唆しています。ダントーホールディングスも再生可能エネルギー事業を手掛けていることから、こうした環境エネルギー分野の動向は無関係ではありません。例えば、風力発電所の建設には、基礎工事や関連施設の建材が必要になりますし、環境に配慮した建築物が増えれば、環境性能の高い建材への需要も高まるでしょう。

ダントーホールディングスが、今後どのような形で環境に配慮した建材の開発を進めるのか、あるいは再生可能エネルギー事業を拡大していくのかは、同社の長期的な成長を占う上で非常に重要なポイントとなります。環境技術を取り入れた製品やサービスは、新たな市場機会を生み出す可能性を秘めており、同社の今後の発表に注目していきたいところです。

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