〇(45340)持田製薬 : 自己資本比率81.6%の盤石財務:PBR0.96倍と収益改善

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに

こんにちは、アナリストのぽん吉です!今回は、日本の製薬業界を支える企業のひとつ、持田製薬(4534)に注目してみたいと思います。医薬品は私たちの健康を支える重要なものであり、その研究開発には多大な時間とコストがかかりますが、成功すれば社会に大きな貢献をもたらします。持田製薬は、そんな製薬業界でどのような立ち位置にあり、どのような魅力を持っているのでしょうか。一緒に見ていきましょう!

銘柄の基礎情報

持田製薬は、医療用医薬品の研究開発、製造、販売を主力とする日本の製薬会社です。特に、生活習慣病、婦人科領域、精神神経領域といった分野で強みを発揮しており、患者さんのQOL(生活の質)向上に貢献する医薬品を提供しています。長年にわたる研究開発で培われた技術力と、信頼性の高い製品群が特徴と言えるでしょう。

直近の営業日における主要な指標は以下の通りです。

  • 最低投資金額 : 365,000円(3,650円/株)
  • PBR : 0.96倍
  • PER : 23.96倍
  • 配当利回り : 2.19%
  • 株主優待 : なし
  • 自己資本比率 : 81.6%

(2026年2月6日(金)時点)

ぽんぽん的な評価

〇 ぽんぽんは、買いたいぽん!財務の安定感とPBR1倍割れは魅力的ぽん!もう少し様子を見て、じっくり検討したいぽん~!

評価の理由

[評価の注目ポイント]
盤石な財務基盤と収益改善傾向が魅力!PBR1倍割れで、今後の成長に期待したいぽん!

持田製薬の魅力は、何と言ってもその圧倒的な財務の安定性にあると私は見ています。自己資本比率が81.6%というのは、非常に健全な経営状態を示しており、外部環境の変化にも強い盤石な基盤を持っていると言えるでしょう。製薬業界は、新薬開発に巨額の先行投資が必要となるため、このような強固な財務体質は大きなアドバンテージとなります。

また、PBRが0.96倍と1倍を割れている点も注目に値します。これは、企業の純資産価値に対して株価が割安であると評価されている可能性があり、投資家にとっては魅力的な水準と言えるかもしれませんね。

A. 成長性 : 〇

持田製薬の収益性は、過去数年で改善傾向にあります。純利益率や営業利益率がおおむね持ち直しており、ROE(自己資本利益率)やROA(総資産利益率)も、一般的に望ましいとされる水準を下回ってはいるものの、直近では持ち直しの動きが見られます。これは、製品ポートフォリオの最適化やコスト効率の改善などが奏功している可能性が考えられますね。

製薬業界全体の成長を考える上で、最近注目されているのが、肥満や糖尿病治療薬として知られる「GLP-1受容体作動薬」の動向です。CNNの報道(Is India about to make Ozempic-like weight-loss drugs a whole lot cheaper?)によると、インドの製薬会社が「オゼンピック」のようなセマグルチド製剤のジェネリック版を、特許期限切れ後に安価で提供する動きを見せているとのことです。これにより、世界的にこれらの治療薬へのアクセスが広がり、市場がさらに拡大する可能性があります。

このような画期的な新薬の登場と、その後のジェネリック薬の登場による価格競争は、製薬業界全体のビジネスモデルに大きな影響を与えます。持田製薬も、生活習慣病領域に強みを持つため、このトレンドは無関係ではありません。常に新しい治療薬の開発に注力し、特許で保護された期間に収益を最大化することが重要です。一方で、既存薬の収益性を維持するためには、継続的な研究開発によるパイプラインの強化が不可欠となります。持田製薬が今後、どのような新薬を市場に投入し、成長戦略を描いていくのか、注目していきたいところです。

B. 割安性 : 〇

PBRが0.96倍と1倍を下回っており、純資産価値に比べて株価が割安であると評価できるでしょう。これは、将来的な株価上昇の余地があると感じる投資家もいるかもしれません。PERは23.96倍と、製薬業界では研究開発費がかさむため高めに出ることもありますが、今後の収益改善や成長期待が織り込まれていると捉えることもできます。

配当利回りも2.19%と、現在の低金利環境下では魅力的な水準と言えます。安定した配当は、長期保有を検討する上で重要な要素ですよね。ただし、株主優待は設定されていません。

C. 安全性 : ◎

持田製薬の財務安全性は非常に高いと評価できます。自己資本比率は81.6%と、一般的に優良とされる30%をはるかに上回る水準で、これは外部からの借り入れに頼らず、自社の資金で事業を運営している割合が非常に高いことを示しています。これにより、金利変動リスクや景気変動に対する耐性が高く、安定した経営が可能となっています。

また、EPS(1株当たり利益)も前年同期比で増加局面が多く、振れが小さめであることから、収益の安定性も見て取れます。このような盤石な財務基盤は、長期的な視点で投資を考える上で、非常に心強い要素となるでしょう。

財務が非常に安定している企業として、以前ご紹介したJCU(4975)なども参考になるかもしれませんね。持田製薬も同様に、強固な財務体質で安定した事業運営を続けている企業と言えるでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました