〇(2424)ブラス : PBR1倍割れ・PER7.59倍、コロナ禍回復で成長期待

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに

皆さん、こんにちは!今回は、特別な日を彩るブライダル事業を展開する企業、ブラス(証券コード:2424)をご紹介します。人生の門出を祝う結婚式。その舞台裏で、新郎新婦の夢を形にするブラスは、どのような魅力を持つ企業なのでしょうか?一緒に見ていきましょう。

銘柄の基礎情報

ブラスは、東海地方を中心に「ゲストハウス」と呼ばれる一軒家貸し切り型の結婚式場を運営する独立系のブライダル企業です。新郎新婦の想いを汲み取ったオーダーメイドの結婚式を強みとし、特に料理の質には並々ならぬこだわりを持っています。一生に一度の特別な日を、最高の思い出として記憶に残すための「おもてなし」を追求しているのが特徴です。

直近の営業日における主要な指標は以下の通りです。

最低投資金額 : 66,800円(668円/株)
PBR : 0.86倍
PER : 7.59倍
配当利回り : 1.20%
1株配当(会社予想) : 8.00円(2026年7月期)
自己資本比率 : 36.4%
ROE : 10.37%
(2025年10月10日(金)時点)

ぽんぽん的な評価

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評価の理由

[評価の注目ポイント] PBR1倍割れ、PER一桁台と割安感◎!コロナ禍からの回復で成長期待も高まるブライダル企業ぽん。

A. 成長性:◎

ブラスの成長性を考える上で、まず注目すべきはコロナ禍からの回復状況と、その後のブライダル市場の動向です。過去数年間、結婚式業界は大きな打撃を受けましたが、社会経済活動の正常化に伴い、結婚式の需要は着実に回復基調にあります。ブラスは、この回復の波に乗って業績を伸ばしており、直近の会社予想ではEPS(1株当たり利益)が87.99円と、高い水準を見込んでいます。

同社の強みは、何と言っても「ゲストハウスウェディング」というスタイルに特化している点です。一軒家を貸し切ることで、新郎新婦のこだわりを細部まで反映した、まさに「オーダーメイド」の結婚式が実現できます。特に、「料理」へのこだわりはブラスが最も重視する要素の一つで、専属のシェフが新郎新婦の希望を丁寧にヒアリングし、ゲストの記憶に残る一皿を提供しています。このような高い顧客満足度が、口コミやリピーターに繋がり、安定した集客力に貢献していると考えられます。

また、東海地方を中心にドミナント戦略を展開しており、地域に根ざしたブランド力を確立しています。今後は、既存施設の魅力向上に加え、新たなエリアでの出店や、結婚式以外のイベント需要への対応など、事業領域の拡大にも期待が持てます。結婚式の多様化が進む中で、少人数婚やフォトウェディングなど、顧客ニーズに合わせた柔軟なサービス提供も、今後の成長を後押しするでしょう。

B. 割安性:◎

投資家にとって魅力的なのが、ブラスの持つ割安感です。現在のPBR(株価純資産倍率)は0.86倍と、1倍を大きく下回っています。これは、企業の純資産価値と比較して株価が割安であることを示唆しています。また、PER(株価収益率)も7.59倍と非常に低く、利益水準から見ても株価が割安に評価されていると言えるでしょう。一般的に、PERが10倍を下回る企業は割安と判断されることが多いため、ブラスのPERは特に目を引きます。

配当利回りも1.20%と、決して高水準ではありませんが、安定した配当を継続する姿勢は評価できます。最低投資金額が66,800円(100株単位)と比較的購入しやすい価格帯であることも、個人投資家にとっての魅力となるでしょう。PBR1倍割れ銘柄への注目が高まる中で、ブラスのような企業は、市場からの再評価が期待される可能性を秘めていると言えます。

関連するPBR1倍割れの銘柄としては、例えば〇(3023)KLASSなども家具のサブスクリプションサービスを展開しており、異なる業種ながらも割安性という点で共通の魅力を持っています。

C. 安全性:〇

企業の安全性を示す指標として、自己資本比率は重要な要素です。ブラスの自己資本比率は36.4%であり、ブライダル業界の特性や事業規模を考慮すると、比較的健全な水準にあると言えるでしょう。過度な借入に依存せず、安定した経営基盤を維持していることが伺えます。

また、ROE(自己資本利益率)は10.37%と、優良企業の目安とされる10%を超えています。これは、自己資本を効率的に活用して利益を生み出していることを示しており、経営の効率性が高いと評価できます。ブライダル事業は設備投資を伴うため、財務の健全性は特に重要です。ブラスは、コロナ禍という厳しい局面を乗り越え、着実に財務体質を強化してきた実績があります。今後の事業拡大においても、この安定した財務基盤が大きな支えとなるでしょう。

外部ニュース記事の引用について

本記事の執筆にあたり、企業としてのブラス(2424)に直接関連する外部ニュース記事を調査しましたが、現在のところ、同社の事業内容に特化した報道は見当たりませんでした。代わりに、金管楽器の「ブラス」に関する記事がいくつか見つかりましたので、参考情報として一件ご紹介します。本記事でご紹介する企業「ブラス(2424)」はブライダル事業を営んでおり、金管楽器の「ブラス」とは直接的な関連はありませんので、ご留意ください。

Pensacola Symphony Orchestra conductor Peter Rubardt fine tunes a piece Sunday during rehearsal

このニュース記事は、アメリカのペンサコラ交響楽団の指揮者ピーター・ルバード氏が、リハーサル中に金管楽器(ブラスセクション)の演奏を調整している様子を伝える写真ギャラリーです。オーケストラにおける金管楽器の役割や、指揮者による細やかな指導を通じて音楽が磨かれていく過程が垣間見えます。企業としてのブラスとは直接関係ありませんが、このように「ブラス」という言葉が、異なる文脈で人々の情熱や努力を象徴する場面があるのは興味深いですね。

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