はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
銘柄の基礎情報
今回ご紹介するのは、日本を代表する総合スポーツ用品メーカー、美津濃(ミズノ)です。野球、ゴルフ、ランニング、サッカーといった主要なスポーツ分野で、シューズ、アパレル、各種用具などを幅広く手掛けています。その歴史は古く、1906年の創業以来、常にスポーツの発展と共に歩んできました。近年では、単なる製品提供に留まらず、スポーツ施設の運営やヘルスケア事業にも力を入れ、人々の健康と豊かなライフスタイルをサポートする企業へと進化を続けています。
ミズノの製品は、長年の研究開発に裏打ちされた高い技術力と品質が特徴です。特にシューズの「MIZUNO WAVE」や、ゴルフクラブの「MPシリーズ」などは、多くのトップアスリートからも信頼を集めています。グローバル市場においても存在感を高めており、世界中のスポーツシーンでそのブランドを目にすることができます。
直近の営業日における主要な指標は以下の通りです。
- 最低投資金額 : 428,500円(4,285円/株)
- PBR : (連)1.95倍
- PER : (連)19.82倍
- 配当利回り : 1.41%
- 株主優待 : なし
- (2026年2月13日(木)時点)
ぽんぽん的な評価
〇 ぽんぽんは、買いたいぽん!スポーツ市場の成長と盤石な財務に魅力を感じるぽん!少し押し目を待ちたいぽん〜!
評価の理由
[評価の注目ポイント]
世界的なスポーツブランド力と盤石な財務基盤で安定成長!収益改善も期待できるぽん!
A. 成長性 : 〇
ミズノの成長性は、世界的なスポーツ市場の拡大と、同社の技術力に裏打ちされたブランド力によって支えられています。コロナ禍からの回復期を経て、人々の健康意識の高まりやスポーツへの関心の再燃は、同社にとって追い風となっています。特に、ランニングやアウトドアといった個人スポーツの需要は堅調で、高品質なシューズやアパレル製品がそのニーズを捉えています。
提供されたデータによると、「純利益率は前年同期比で持ち直し、直近もやや強い動きです。営業利益率も前年同期比で上向き、直近の推移も安定です。」とあり、収益性は着実に改善傾向にあることが分かります。また、EPS(1株当たり利益)も前年同期比で増加が続き、その振れ幅も小さいことから、安定した利益成長が期待できます。グローバル展開も積極的で、特にアジア市場での成長機会は大きいでしょう。今後も、新製品の開発やデジタルマーケティングの強化を通じて、さらなる成長を目指していくと考えられます。
B. 割安性 : △
ミズノの割安性については、現状では特段の割安感は薄いと評価できます。PBR(株価純資産倍率)は(連)1.95倍と、一般的に割安の目安とされる1倍を上回っています。これは、市場が同社の資産価値以上に、将来の成長性やブランド力を評価していると解釈できます。PER(株価収益率)も(連)19.82倍であり、こちらも市場平均と比較して突出した割安水準ではありません。
配当利回り1.41%も、高配当を期待する投資家にとっては物足りない水準かもしれません。また、現時点では株主優待制度が設定されていないため、優待による投資魅力もありません。しかし、ミズノのような強力なブランド力と安定した財務基盤を持つ企業の場合、単にPBRやPERといった指標だけで割安性を判断するのは難しい側面もあります。市場での競争力や長期的な成長期待を考慮すると、現在の株価は妥当な評価を受けているとも考えられます。
C. 安全性 : ◎
ミズノの安全性、特に財務健全性は極めて高い水準にあると評価できます。最も注目すべきは、自己資本比率が(連)71.6%という点です。これは「一般的に望ましいとされる30%を大きく上回っています」というデータが示す通り、非常に強固な財務基盤を持っていることを意味します。自己資本比率が高い企業は、外部からの借り入れに依存する度合いが低く、景気変動や予期せぬ事態に対しても強い耐性を持っています。
さらに、有利子負債も前年同期比で減少傾向にあるとのことで、財務体質の健全化が進んでいることが分かります。ROE(自己資本利益率)も(連)10.24%と、望ましいとされる目安(一般的に8%以上)を満たしており、自己資本を効率的に活用して利益を生み出していることが伺えます。このような盤石な財務状況は、今後の事業展開や設備投資においても大きな強みとなるでしょう。安心して長期的な視点で投資を検討できる、魅力的なポイントと言えます。
他の自己資本比率が高い企業の記事も参考にしてみてください。例えば、自己資本比率77.9%の盤石財務で世界トップ精密加工技術を持つ朝日インテックや、自己資本比率78.0%の盤石財務で多角的な事業展開をする日油といった企業も、その財務の安定性で知られています。


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