はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
銘柄の基礎情報
今回ご紹介するのは、スーパーマーケットチェーンを展開するエコス(証券コード:7520)です。主に首都圏を中心に店舗を展開しており、地域密着型の経営で新鮮な食材や日用品を提供しています。お客様の日常に寄り添い、食卓を豊かにする役割を担っている企業ですね。
直近の営業日における主要な指標は以下の通りです。
- 最低投資金額 : 283,700円(2,837円/株)
- PBR : 1.11倍
- PER : 7.96倍
- 配当利回り : 2.47%
(2025年10月30日(木)時点)
ぽんぽん的な評価
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評価の理由
[評価の注目ポイント]
安定した収益性と成長性を持ちながら、PBR・PERともに割安感があり、配当利回りも魅力的な優良企業ぽん!
A. 成長性 : ◎
エコスは着実に成長を続けている印象です。過去数年の売上高は前年同期比で拡大基調にあり、EPS(1株当たり利益)も増加局面が多く、比較的安定した伸びを見せています。さらに、フリーキャッシュフローも前年同期比で改善傾向にあり、企業の健全な成長を支える資金力も増していると評価できます。地域に根差したスーパーマーケットとして、堅実な事業展開が成長に繋がっているのでしょう。
B. 割安性 : ◎
現在の株価指標を見ると、エコスには割安感があると感じます。PER(株価収益率)は7.96倍、PBR(株価純資産倍率)は1.11倍と、同業他社と比較しても魅力的な水準にあります。特にPERが10倍を下回っている点は、利益に対して株価が過度に評価されていないことを示唆しており、投資妙味があると言えるでしょう。また、配当利回りも2.47%と、安定したインカムゲインを期待できる水準です。株主還元にも積極的な姿勢が見て取れますね。
割安性という点では、以前ご紹介したコーナン商事もPBRが0.65倍と魅力的な水準でした。小売業において、PBRやPERといった指標は企業の価値を判断する上で非常に重要な要素となります。
C. 安全性 : ◎
財務の安定性もエコスの大きな強みです。自己資本比率は46.6%と一般的に望ましいとされる30%を大きく上回っており、上昇基調にある点も好印象です。これは、企業の財務基盤が非常に強固であることを示しています。有利子負債も中期的に見ると増減を繰り返しながらも大きな変化はなく、過度な借入に依存していない健全な経営体制がうかがえます。このような安定した財務状況は、今後の事業展開や不測の事態にも対応できる体力があることを意味し、投資家にとって安心材料となるでしょう。


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