◯(6674)ジーエス・ユアサコーポレーション : PBR0.7倍台の割安感とホンダ提携のEV電池事業

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

1. 銘柄の基礎情報

ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674)は、鉛蓄電池で世界トップクラスのシェアを誇る、日本を代表する電池メーカーです。100年以上の歴史を持つ「日本電池」と「ユアサコーポレーション」が統合して誕生しました。自動車のエンジン始動用バッテリーから、人工衛星、潜水艦、さらには大規模な電力貯蔵システムまで、あらゆる「エネルギーの貯蔵」を支えるインフラ企業としての側面を持っています。

近年は、カーボンニュートラルの実現に向けて、電気自動車(EV)用リチウムイオン電池の開発に社運を賭けています。特にホンダとの強力なパートナーシップを構築しており、次世代電池の研究開発や国内での大規模な生産ライン構築を加速させています。まさに、これからの電動化社会における「心臓部」を担う企業と言えるでしょう。

最低投資金額 : 285,400円(2,854円/株)
PBR : 0.72倍
PER : 11.8倍
配当利回り : 2.45%
株主優待 : なし
(2026年3月24日(火)時点)

2. ぽんぽん的な評価

〇 ぽんぽんは、買いたいぽん!

資産価値に対して株価がかなり割安に放置されている印象だぽん。ホンダとのEV電池工場が本格稼働する時期を見据えて、今のうちにコツコツ拾っておきたい銘柄だぽん〜!2,700円前後まで調整する場面があれば、さらに買い増したいぽん!

3. 評価の理由

[評価の注目ポイント]
安定収益源の鉛蓄電池を土台にしつつ、ホンダとの提携によるEV用電池への巨額投資が将来の爆発力を秘めています。PBR1倍割れの是正期待と、世界的な電動化需要の取り込みが最大の焦点です。

A. 成長性 : 〇

GSユアサの成長を語る上で欠かせないのが、EVシフトへの対応です。2026年現在、北米ではトヨタがケンタッキー州とインディアナ州の工場に計10億ドルの追加投資を行うなど、電動化への投資が一段と加速しています(参照:Toyota adds $1 billion investment across Kentucky, Indiana plants)。このニュースは、米国におけるEVおよびハイブリッド車の生産能力が大幅に増強されることを示しており、電池メーカーにとっては巨大な商機となります。

GSユアサも、ホンダと共同で国内に大規模なリチウムイオン電池工場を建設しており、政府からの巨額補助金も受けています。現在は投資先行のフェーズですが、2020年代後半に向けてこれらの設備がフル稼働し始めれば、売上・利益ともにステージが変わる可能性があります。また、宇宙開発や防衛関連といった、高い信頼性が求められるニッチ分野でも独占的な強みを持っており、着実な成長が期待できます。

B. 割安性 : ◎

指標面では、文句なしの割安水準です。PBR(株価純資産倍率)は0.7倍台に留まっており、解散価値である1倍を大きく下回っています。東証が「PBR1倍割れ」の改善を強く求めている昨今、同社も資本効率の向上や株主還元策の強化に動かざるを得ない状況にあります。

同じくEV関連の周辺技術で注目されるダイヤモンドHD(6699)のように、パワーエレクトロニクスやエネルギー管理に強みを持つ銘柄が再評価される中で、電池の「本家」であるGSユアサのPER11倍台という水準は見直し買いが入る余地が十分にあります。配当利回りも2.4%を超えており、下値での支えとして機能しています。

C. 安全性 : 〇

財務の健全性は高く、自己資本比率は40%台後半を維持しています。EV電池への巨額投資を継続していますが、本業の鉛蓄電池事業が極めて安定したキャッシュカウ(稼ぎ頭)となっており、投資資金を自前で賄う力が強いのが特徴です。

鉛蓄電池は、EV時代になっても「補機用」として必ず搭載されるため、急激に需要がなくなるリスクが低いのも安心材料です。また、非常用電源や通信インフラ用電池など、社会の「止まってはいけない」場所で同社の製品が使われているため、景気変動に対する耐性も備えています。攻めの投資をしながらも、守りの基盤がしっかりしている、バランスの取れた企業体質と言えるでしょう。

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