◯(4716)日本オラクル : 成長性と盤石財務、PBR9.43倍の割高感に注視

銘柄紹介

はじめに

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

日本オラクル(4716)の基礎情報

今回ご紹介するのは、エンタープライズ向けソフトウェアおよびクラウドサービスのリーディングカンパニーである日本オラクル(4716)です。米国に本社を置くオラクル・コーポレーションの日本法人として、データベース管理システム「Oracle Database」をはじめ、ERP(統合基幹業務システム)やCRM(顧客関係管理)といった基幹業務アプリケーション、さらにはIaaS(Infrastructure as a Service)やPaaS(Platform as a Service)などのクラウドインフラストラクチャサービスを幅広く提供しています。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を強力に推進する、まさに現代ビジネスの基盤を支える存在と言えるでしょう。

直近の営業日における主要な指標は以下の通りです。

  • 最低投資金額 : 1,258,500円(12,585円/株)
  • PBR : 9.43倍
  • PER :
  • 配当利回り :
  • 株主優待 : なし
  • (2026年1月9日(金)時点)

その他の指標:

  • 前日終値 : 12,830円(2026/01/08)
  • 始値 : 12,760円(2026/01/09)
  • 高値 : 12,790円(2026/01/09)
  • 安値 : 12,540円(2026/01/09)
  • 出来高 : 190,300株(2026/01/09)
  • 時価総額 : 1,614,794百万円(2026/01/09)
  • 発行済株式数 : 128,310,971株(2026/01/09)
  • ROE : 34.18%
  • 自己資本比率 : 51.7%
  • BPS : 1,334.60円
  • 年初来高値 : 17,875円(2025/06/27)
  • 年初来安値 : 12,495円(2026/01/06)

ぽんぽん的な評価

〇 ぽんぽんは、買いたいぽん!もう一歩下がってきたら、じっくり検討したいぽん〜!

評価の理由

[評価の注目ポイント]
クラウド需要拡大で安定した高収益を維持する優良企業だけど、株価は割高感があるから、買い時を待ちたいぽん!

A. 成長性 : ◎

日本オラクルは、企業のクラウドシフトという大きな波に乗り、安定した成長を続けています。提供データによると、営業利益率と純利益率は前年同期比で高水準を維持し、ROE(自己資本利益率)やROA(総資産利益率)も一般的に望ましいとされる水準を大きく上回っています。これは、企業の基幹システムを支える製品・サービスの提供を通じて、継続的な収益拡大を実現している証拠でしょう。特にクラウド事業は今後も高い需要が見込まれるため、さらなる成長余地があると考えられます。

B. 割安性 : △

PBR(株価純資産倍率)は9.43倍と、市場全体から見てもかなり高い水準にあります。これは、投資家が日本オラクルに対し、高い成長性と収益性を期待していることの裏返しとも言えますが、現在の株価にはその期待が十分に織り込まれていると見ることもできます。PERや配当利回りについてはデータが「—」のため判断できませんが、PBRの高さから見ると、現時点での割安感は薄いと言えるでしょう。投資を検討する際は、株価が企業価値に対して適正かどうか、慎重な見極めが必要になりそうです。

C. 安全性 : ◎

企業の財務体質は非常に安定しています。自己資本比率は51.7%と、一般的に望ましいとされる30%を大きく上回っており、財務基盤は盤石です。また、EPS(1株当たり利益)も前年同期比で増加傾向にあり、期ごとの変動はあるものの安定感があります。これは、景気変動や市場の変化にも強い、健全な経営がなされていることを示しています。長期的な視点で見ても、安心して投資できる財務状況と言えるでしょう。

日本オラクルを取り巻く環境と今後の展望

日本オラクルは、親会社である米国オラクル・コーポレーションの強力な技術力とブランド力を背景に、日本市場で確固たる地位を築いています。特に、クラウドコンピューティングへの移行が加速する中で、同社のクラウドサービス「Oracle Cloud Infrastructure (OCI)」は、高性能かつセキュアなインフラとして多くの企業から注目を集めています。AIやデータ分析といった最新技術の活用も進んでおり、企業のDX推進におけるパートナーとしての存在感は増すばかりです。

一方で、クラウド市場は競争が激しく、Amazon Web Services (AWS) やMicrosoft Azure、Google Cloud Platformといった巨大な競合他社との差別化が常に求められます。日本オラクルは、長年の実績と信頼性、そしてエンタープライズ領域に特化したソリューションで優位性を保っていますが、今後の技術革新や市場ニーズの変化にどれだけ迅速に対応できるかが、さらなる成長の鍵となるでしょう。

外部ニュースから読み解くオラクルの動向

2026年1月4日には、米国の金融情報サイト「Seeking Alpha」で、「Oracle: A Hard Pass—or a Hard-to-Pass Opportunity?」という見出しの記事が公開されました。(参照元:MarketBeat)

この見出しからは、親会社である米Oracleの株式について、投資家の間で「見送るべきか、それとも見逃せない投資機会か」という議論が活発に行われていることがうかがえます。具体的な記事内容は不明ですが、一般的にこのような議論は、企業の株価が過去最高水準に達している場合や、将来の成長性に対する期待と現在のバリュエーション(企業価値評価)との間で意見が分かれる場合に生じやすいものです。

日本オラクルは、米国Oracleの子会社であるため、親会社の事業戦略や株価動向は、日本オラクルにも大きな影響を与えます。もし米Oracleの株価が「割高」と判断される傾向が強まれば、日本オラクルの株価にも同様の圧力がかかる可能性も考えられます。しかし、逆に「見逃せない機会」と評価されるのであれば、日本オラクルもその恩恵を受けることでしょう。

このニュースは、日本オラクルが直面する「高PBR」という現状と重なります。高いPBRは、投資家からの期待の表れであると同時に、将来の成長がその期待に見合うものでなければ、株価調整のリスクもはらんでいます。日本オラクルが今後もクラウド市場での競争力を維持し、持続的な成長を実現できるかどうかが、投資判断の重要なポイントとなりそうです。

日本オラクルは、DXの加速と共にその存在感を増していくことが期待される企業です。しかし、高PBRであるため、投資のタイミングは慎重に見極める必要があるかもしれません。同社の今後の事業戦略や市場の変化を注視しつつ、投資を検討してみてはいかがでしょうか。

ITソリューションや盤石な財務基盤を持つ企業に興味がある方は、以下の記事も参考にしてみてください。

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