はじめに
本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
ジャストプランニングってどんな会社?
今回ご紹介するのは、東証スタンダード市場に上場しているジャストプランニング(4287)です。この会社は、主に飲食店や小売店向けのPOSシステム、ECサイト構築、クラウドサービス、そして決済ソリューションなどを提供しているIT企業なんですよ。
皆さんもお店で会計をする際に、ジャストプランニングのシステムに触れているかもしれませんね。特に、外食産業や小売業界のデジタル化を支える重要な役割を担っています。最近では、キャッシュレス決済の普及やDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の動きが加速しており、同社のソリューションに対する需要も高まっているように感じます。
それでは、直近の主要な指標を見ていきましょう。
- 最低投資金額 : 49,600円(496円/株)
- PBR : 1.55倍
- PER : 14.02倍
- 配当利回り : 2.22%
- 株主優待 : 情報なし
(2025年12月29日(月)時点)
ぽんぽん的な評価
〇 ぽんぽんは、買いたいぽん!
自己資本比率91.5%という盤石な財務基盤と、収益改善傾向に魅力を感じるぽん!もう少し事業の成長戦略を深掘りしたいぽん!
評価の理由
[評価の注目ポイント] 盤石な財務と収益改善傾向が魅力!DX推進で今後の成長にも期待できる企業だね。
A. 成長性:〇
ジャストプランニングの成長性については、提供データによるとEPS(1株あたり利益)が前年同期比で増加傾向にあり、期ごとの振れも小さいとのこと。これは、事業が着実に利益を生み出している証拠と言えるでしょう。また、純利益率や営業利益率も安定して上向きに改善傾向にあると評価されています。
同社が手掛けるPOSシステムやECサイト構築、決済ソリューションは、現代のビジネスにおいて不可欠なデジタルインフラです。特に、人手不足が深刻化する飲食・小売業界では、業務効率化や顧客体験向上に繋がるDXへの投資が活発です。こうした市場環境は、ジャストプランニングにとって追い風となるでしょう。AIを活用したデータ分析や顧客管理など、さらなる付加価値提供で成長の余地は大きいと考えられます。
DX推進に関連する銘柄として、バルテス・ホールディングス(6036)やグロースエクスパートナーズ(9342)なども注目されていますね。
B. 割安性:〇
現在の株価指標を見ると、PER(株価収益率)は14.02倍、PBR(株価純資産倍率)は1.55倍となっています。PER14倍台は、ITサービス業界の中では極端に割高というわけではなく、むしろ適正な範囲内と見ることができます。また、PBRが1.55倍と1倍を超えていますが、後述する高い自己資本比率や安定した収益性を考慮すると、割高感は限定的だと考えられます。
配当利回りは2.22%と、現在の低金利環境下では魅力的な水準と言えるでしょう。安定配当を重視する投資家にとっては、選択肢の一つになり得るのではないでしょうか。ただし、株主優待の情報は提供されていないため、優待目的での投資は現状では難しいかもしれません。
決済DXを手掛ける企業では、ROBOT PAYMENT(4389)なども注目されていますが、それぞれのビジネスモデルや財務状況を比較検討するのも面白いかもしれませんね。
C. 安全性:◎
ジャストプランニングの財務健全性は、非常に高いレベルにあると言えるでしょう。自己資本比率は驚異の91.5%という高水準です。一般的に、自己資本比率が30%を超えていれば安全性が高いと評価されますから、90%を超えるというのは盤石中の盤石な財務基盤を築いていることを示しています。
これは、外部からの借入に依存せず、自己資金で事業を運営できる体力があることを意味します。景気変動や予期せぬ事態が起こった際にも、企業としての安定性が非常に高いと判断できますね。また、ROE(自己資本利益率)も10.03%と、一般的に望ましいとされる8~10%を満たしており、効率的な経営ができていることも伺えます。
これほど高い自己資本比率を維持しながら、しっかりと利益を出し、配当も行っている点は、投資家にとって大きな安心材料となるでしょう。


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