本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。
銘柄の基礎情報
今回ご紹介するのは、トピー工業(5409)です。トピー工業は、鉄鋼製品、自動車・建設機械用部品、産業機械の3つの事業を柱とする企業で、特に自動車用ホイールや建設機械用クローラーでは高いシェアを誇っています。鉄鋼メーカーとしての強固な基盤を持ちながら、独自の加工技術で幅広い産業に貢献しているのが特徴です。
直近の営業日における主要な指標は以下の通りです。
- 最低投資金額 : 324,000円(3,240円/株)
- PBR : 0.52倍
- PER : 9.12倍
- 配当利回り : 4.01%
- 株主優待 : なし
- (2026年1月8日(木)時点)
ぽんぽん的な評価
〇 ぽんぽんは、買いたいぽん!今すぐ買っても良いと思うぽん〜!
評価の理由
評価の注目ポイント
PBR0.52倍という超割安感と4%超えの高配当利回り、さらに堅実な財務体質が魅力的な銘柄ぽん!
A. 成長性 : 〇
トピー工業の収益性は、データを見る限り改善傾向にあります。純利益率、営業利益率ともに前年同期比で概ね改善しており、直近では上昇の勢いも見られます。EPS(1株当たり利益)も増加局面が多く、事業基盤の安定性が伺えます。ROE(自己資本利益率)は4.65%と、業界全体で見れば突出して高いわけではありませんが、安定した事業運営の中で着実に利益を積み上げている印象です。特に、建設機械や自動車部品といった基幹産業を支える製品群は、国内外のインフラ投資や経済活動の回復に伴い、今後も安定した需要が見込まれるでしょう。
また、金属製品を扱う企業として、高機能金属市場の動向は注目に値します。例えば、最近のニュースでは、オーストラリアの「High-Tech Metals」と「Wiluna Mining」が加工委託契約(toll treatment deal)の可能性を探っていると報じられました。(Mining Weekly: High-Tech Metals, Wiluna Mining to explore toll treatment deal)。このニュースは直接トピー工業の事業に影響するものではありませんが、高機能金属の精錬や加工における技術革新、サプライチェーンの再編といった動きは、金属加工技術を持つトピー工業にとっても無関係ではありません。特に、記事中で言及されているように、米国でアルミ精錬所の多くが失われたという背景は、グローバルな金属供給網における加工技術の重要性を浮き彫りにしています。トピー工業が培ってきた鉄鋼・金属加工技術が、こうした高機能金属のニーズにどう応えていくのか、今後の技術開発や事業展開に期待が持てます。
B. 割安性 : ◎
現在の株価は、非常に割安感が強いと言えるでしょう。PBR(株価純資産倍率)は0.52倍と、企業の純資産に対して株価が半分程度の水準にあります。これは、会社が持つ資産価値から見ても、かなり評価が低い状態にあることを示唆しています。また、PER(株価収益率)も9.12倍と、利益水準から見ても割安感があります。さらに、配当利回りは4.01%と高水準で、インカムゲインを重視する投資家にとっては非常に魅力的です。株主優待制度は現状ありませんが、この高配当だけでも十分に投資妙味があると考えられます。PBRが1倍を大きく下回る企業は、市場からその真の価値が十分に評価されていない可能性があり、今後の企業努力や市場環境の変化によって、見直しが進む余地があるかもしれません。同様にPBRが割安な銘柄として、北越メタル(5446)やロブテックス(5969)なども参考になるかもしれませんね。
C. 安全性 : ◎
トピー工業の財務状況は、非常に安定しています。自己資本比率は48.0%と、一般的に望ましいとされる30%を大きく上回っており、財務的な余裕があることを示しています。有利子負債も緩やかに減少傾向にあり、企業の健全性が保たれていることが伺えます。BPS(1株当たり純資産)も6,190.78円と、株価を大きく上回っており、企業の安定した資産基盤を裏付けています。このような堅実な財務体質は、経済の変動や予期せぬ事態にも耐えうる強靭な企業体質を示しており、長期的な視点での投資を考える上でも安心材料となるでしょう。


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