△(44150)ブロードエンタープライズ : 高PBR4.96倍と低自己資本比率、IoT/AI成長戦略に注視

銘柄紹介

はじめに

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

ブロードエンタープライズ(証券コード:5843)の基礎情報

今回ご紹介するのは、集合住宅向けにインターネット接続サービス「B-CUBIC」を提供するブロードエンタープライズです。同社は、快適なインターネット環境をマンションやアパートといった集合住宅に提供することで、入居者の満足度向上に貢献しています。さらに、近年ではIoT関連サービスやAIを活用した新規事業にも積極的に取り組んでおり、DX(デジタルトランスフォーメーション)の波に乗って事業領域を拡大しようとしている、注目すべき企業の一つと言えるでしょう。

直近の営業日における主要な指標は以下の通りです。

  • 最低投資金額 : 121,300円(1,213円/株)
  • PBR : 4.96倍
  • PER : 18.31倍
  • 配当利回り : —%
  • 株主優待 : なし
  • (2026年1月23日(金)時点)

ぽんぽん的な評価

△ ぽんぽんは、あまり魅力は感じないぽん。。もう少し財務の安定性を見極めたいぽん。

評価の理由

[評価の注目ポイント]
高い収益性で成長を続けているけど、PBRが高く、自己資本比率が低い点が気になるぽん。

A. 成長性 : 〇

ブロードエンタープライズは、過去数年で着実に成長を続けている印象です。特に、EPS(1株当たり利益)は前年同期比で増加傾向にあり、事業の拡大が利益に結びついていることが伺えます。営業利益率や純利益率も改善傾向にあり、収益性の面でも効率的な経営ができていると言えるでしょう。直近ではやや弱い動きも見られますが、集合住宅向けインターネットという安定した基盤事業に加え、IoTやAIといった成長分野への取り組みが、今後のさらなる成長ドライバーとなる可能性を秘めていると見ています。

B. 割安性 : △

割安性については、少し注意が必要だと感じています。PER(株価収益率)は18.31倍と、成長企業としては妥当な水準に見えますが、PBR(株価純資産倍率)が4.96倍と高めです。これは、株価が企業の純資産に対して約5倍の評価を受けていることを意味し、純資産から見ると割高感があると言えるでしょう。また、配当利回りが「—%」と記載されており、現時点では配当によるインカムゲインは期待できないため、キャピタルゲインを狙う投資家にとっては、株価の上昇がより重要になります。株主優待もないため、総合的に見ると、割安感は薄いと評価せざるを得ません。

C. 安全性 : △

財務の安全性に関しては、改善傾向にあるものの、まだ課題が残ると見ています。自己資本比率は15.2%と、一般的に望ましいとされる30%を下回っており、財務基盤の強化が引き続き重要です。有利子負債も増減を繰り返しており、直近では増加傾向にある点も注視したいポイントです。しかし、ROE(自己資本利益率)は33.53%と非常に高く、ROA(総資産利益率)も目安の5%に近い水準を維持していることから、効率的な資産活用によって高い収益を生み出す力があることは評価できます。財務の安定性向上に向けた今後の取り組みに期待したいところです。

現代社会における通信インフラの重要性:災害時の役割とブロードエンタープライズの事業

ブロードエンタープライズが提供する集合住宅向けインターネットサービスは、現代社会において人々の生活に不可欠なインフラとなっています。特に、リモートワークやオンライン学習が普及した今、安定した通信環境は、もはや電気やガスと同じくらい重要なものと言えるでしょう。このような背景から、災害時における通信インフラの役割はますます大きくなっています。

先日、The National Law Reviewに掲載された「FCC Activates Disaster Reporting for Winter Storm Fern」という記事は、この重要性を改めて浮き彫りにしています。この記事によると、米国連邦通信委員会(FCC)は、冬の嵐「ファーン」の発生に際し、災害報告システムを活性化しました。これは、通信事業者に対し、サービス停止や復旧状況に関する情報を迅速に報告することを義務付けるもので、災害発生時の情報共有を円滑にし、復旧支援を加速することを目的としています。

このニュースは、ブロードエンタープライズのような通信インフラを提供する企業にとって、非常に示唆に富んでいます。災害時においても、企業は安定したサービスを提供し続ける責任があり、そのための事業継続計画(BCP)や災害対策の強化が求められます。集合住宅にインターネットサービスを提供する同社にとって、災害による通信障害は、入居者の生活に直接的な影響を与えるため、いかに迅速に状況を把握し、復旧にあたるかが信頼を維持する上で極めて重要となるでしょう。

ブロードエンタープライズは、単にインターネット回線を提供するだけでなく、IoT技術を活用したサービス展開も進めています。例えば、集合住宅内の設備監視やスマートホーム化は、災害時の安否確認や状況把握にも応用できる可能性があります。このように、同社の事業は、単なる利便性の提供に留まらず、社会の安全・安心を支える重要な役割を担っていると言えるでしょう。災害に強い通信インフラの構築と、それを支える技術革新は、今後のブロードエンタープライズの成長戦略においても重要な柱となるはずです。

ITやDXの推進は、多くの企業にとって喫緊の課題であり、ブロードエンタープライズのようなインフラ提供企業はその基盤を支えています。例えば、〇(3457)And DoホールディングスがAI/DX成長戦略を推進しているように、技術革新はビジネスのあらゆる側面に影響を与えます。また、◎(6679)テックファームホールディングスのようにDXで収益改善を果たす企業や、〇(4488)AI insideがAI-OCRでDXを推進しているように、専門技術を持つ企業との連携も、ブロードエンタープライズの今後の成長にとって重要となるかもしれません。

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