△(2573)Heartsed : PER373倍超えで割高感、財務は盤石

銘柄紹介

本ブログの記事は、特定の投資商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任と判断において行ってください。

はじめに

今日は、日本の株式市場に上場している「Heartsed」という銘柄について、ぽんぽん流に分析していきたいぽん!この銘柄は、提供されたデータから見ると、非常に特徴的な財務状況と市場評価を受けているようだから、一緒に深掘りしていこうぽん。

Heartsedの基礎情報

Heartsedは、現時点では具体的な事業内容が明確に示されていないものの、市場からは将来の大きな成長を期待されている可能性が高い銘柄だと言えるぽん。特に、高いPER(株価収益率)は、投資家が今後の収益拡大に強い期待を寄せていることの表れだと考えられるぽん。

直近の営業日における主要な指標は以下の通りだぽん(2025年10月27日(月)時点)。

  • 最低投資金額 : 178,000円(1,780円/株)
  • PBR : 5.64倍
  • PER : 373.95倍
  • 配当利回り : 0.00%
  • 株主優待 : なし

その他の指標も見てみようぽん。

  • 前日終値 : 1,754円(10/24)
  • 始値 : 1,755円(09:00)
  • 高値 : 1,819円(09:26)
  • 安値 : 1,752円(09:00)
  • 出来高 : 324,300株(11:30)
  • 時価総額 : 40,604百万円(11:30)
  • 発行済株式数 : 22,811,000株(10/27)
  • 1株配当(会社予想) : 0.00円(2025/12)
  • EPS(会社予想) : 4.76(2025/12)
  • BPS(実績) : 315.76
  • ROE(実績) : -13.68%
  • 自己資本比率(実績) : 93.5%
  • 年初来高値 : 4,385円(25/06/16)
  • 年初来安値 : 1,343円(25/10/02)

ぽんぽん的な評価

△ ぽんぽんは、売りたいぽん!現状は割高感が強く、収益改善を待ちたいぽん。

評価の理由

[評価の注目ポイント]: 自己資本比率93.5%と財務は盤石だけど、PER373倍超えは割高感があるぽん。

A. 成長性 : △

HeartsedのEPS(1株あたり利益)はプラスですが、PERが373.95倍という非常に高い水準にあることから、現在の利益水準に対して株価がかなり先行している状況だと考えられます。さらに、ROE(自己資本利益率)が-13.68%とマイナスになっている点は、自己資本を効率的に活用して利益を生み出せていない、あるいは純利益が赤字である可能性を示唆しています。これは成長企業によく見られるパターンで、将来の爆発的な成長への期待が株価を押し上げているものの、足元の収益性には課題があると言えるでしょう。

B. 割安性 : ×

PER373.95倍、PBR5.64倍という数字は、市場全体と比較しても非常に割高感がある水準です。特にPERは、将来の収益が現在の株価を正当化するほど大きく成長しなければ、投資家は報われない可能性があります。また、配当利回りも0.00%であり、株主優待も提供されていないことから、株主還元という点での魅力は現時点では見当たりません。成長期待が先行しているため、現在の株価で割安感を見出すのは難しい状況だと考えられます。成長期待先行型の銘柄については、過去記事「△(3682)ネットスターズ : 割高PERと財務懸念、成長期待先行」や「△(2193)ユビテック : IoT・ヘルスケア分野も赤字・割高感、財務は盤石」も参考にしてみてください。

C. 安全性 : ◎

Heartsedの自己資本比率は93.5%と極めて高く、財務基盤は非常に安定していると評価できます。これは、外部からの借入にほとんど頼らず、自己資金で事業を運営できていることを意味します。たとえ足元の収益性が課題であったとしても、この盤石な財務体質があれば、将来の成長に向けた投資や、一時的な事業環境の悪化にも耐えうる体力があると言えるでしょう。この高い安全性は、投資家にとって大きな安心材料の一つとなります。

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